会社の読み方入門 2版

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  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532131784

作品紹介・あらすじ

企業を見る目が今日から変わる!連結主義で見える真のグループ力、経営者の力量を問うコーポレートガバナンス、キャッシュフローが示す経営効率-経営環境が激変するいま、財務諸表だけでは会社は読めない。ヒト・組織、計数、戦略のすべてを駆使し、ダイナミックに分析する手法を、最新のケースをもとに明快に解説。

感想・レビュー・書評

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  • 1.損益分岐点の計算
    ? 限界利益(円) = 売上げ −変動費
    ? 限界利益率(%) = 限界利益 ÷ 売上げ
    ? 損益分岐点(円) = 固定費 ÷ 限界利益率
    ? 損益分岐点比率(余裕度(%)) = 損益分岐点 ÷ 現在の売上げ
    ? 目標利益達成損益分岐点(円)=(固定費 + 目標利益)÷ 限界利益率


    2.損益分岐点の活用
    ?プロダクトミックスの最適化
    ?収益構成の改善(各項目を見直す)


    3.キャッシュフロー(CF)による資金分析
    ?CF = 税引き後利益 − 配当金 + 減価償却費
    ?OCF(営業活動CF)
     = 税引き後利益 +減価償却 −(売上債権+棚卸資産−仕入債務)
    ?FCF(フリーキャッシュフロー(投資活動CF)
    =OCF−投資(末期−期首有形固定資産+当期減価償却)

    OCFは、売れていても、現金が手元にない状況かどうかわかる
    「勘定あって銭足らず」かどうかが分かる。
    商品力が落ちるなどして、売上げ債権の回収が長期化したり、在庫増加したかなどが見える。

    FCFはプラスならば再投資をしたり、借入れの返済をする原資があり、倒産の心配がないということが分かる。


    4.成長性を分析する
    売上高成長率 = 売上げ(当期−前期)÷ 前期売上げ
    前期よりどれだけ成長したかどうか分かる。

    5.収益性を分析する
    ?ROA(総資本経常利益率)= 経常利益 ÷ 総資本
     大きいほどいい
     投資したらどれだけリターンがあるかという指標

    ?ROE(株主資本利益率) = 税引き後利益 ÷ 株主資本
    =(当期利益/売上げ)×(売上げ/総資本)×(総資本/株主資本)
    =   経常利益率  ×  総資本回転率 ×  財務レバレッジ


    6.生産性を分析する
    損益分岐点比率 =損益分岐点 ÷ 現在の売上げ


    7.安全性を分析する
    ?総資本回転期間 = 総資本 ÷ 売上げ/12
       12ヶ月を超えると資金繰りがきつい、短いほどいい

    ?売上げ債権回転期間 = 売上げ債権 ÷ 売上げ/12
       短いほどいい

    ?仕入れ債務回転期間 = 仕入れ債務 ÷ 売上げ/12
       長いほどいい、?売上げ債権回転期間より長くないといけない

    ?経常収支比率 = 経常収支 ÷ 経常支出
       100%以上でないといけない

  • 安く出してくれんかなぁ。

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著者プロフィール

東奥日報社編集委員室室長

「2014年 『我、遠遊の志あり ―笹森儀助 風霜録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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