伊勢丹な人々

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532165123

感想・レビュー・書評

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  • 編集者時代

    バイトが終わっても伊勢丹のことは気になっていた。2021年記載

  • たびたび利用する伊勢丹の本ということで手に取った。人が会社を動かしていく様子が分かった。そういう土壌のある組織なのだろう。

  • 考察が甘い。主観的すぎる。

  • ファッションは自分を表現する気分
    街 店 人の動きが最も早い段階で現象化すること=ファッション

    五感に訴えかけるワクワクは自ずと触手を伸ばす

    無名のブランドをインキュベート(孵化)させる 例で言うとA.P.C.。アナスイ

    顧客をキープすることを優先して一緒に加齢していくのか、若者に照準を合わせて顧客を常に入れ換えるか(同乗型、通過型)

    新しいことを提案するに際し、50%の可能性があると思ったら上司に相談、55%は自分で判断し実行。ただ、のこりの45%は自分で努力して100%に持っていく。

    例え失敗しても、何がダメだったのか分析して課題を明らかにした上で次の挑戦にいかす。何もやらずにダメでは許さない。
    伊勢丹でもとも評価されない人材。不言不実行。
    自由と厳しさのバランスこそ、伊勢丹を動かしている

    出来ない自分が悔しい。

    厳しいからこその反骨精神。

    伊勢丹のいいところは、トップが中長期にわたるビジョンを明確に打ち出し、それを着実に下部組織に受け渡している。事業に対するきめ細かい計画性と伝達手段では抜群のシステムが確率

  • 伊勢丹がどのようなファッション戦略を行って来たかという流れが
    各時代毎に記されています。

    ハイブランドを取り込む事だけが百貨店の役割ではないという事を
    感じました。

  • 伊勢丹な人々

    「毎日があたらしい。ファッションの伊勢丹」の今までの取り組みや企業風土が書かれている。
    正直伊勢丹で買い物をしたことはないが、ちょっと行ってみたくなった。

    百貨店って保守的なイメージだったけど、伊勢丹の風土はかなり積極的だ。

    もちろん120年もの伝統ある百貨店保守的な風土がまったくないとはいえない。
    しかし伊勢丹では数々の業界初の試みを行っている。
    例えば「男の新館」現メンズ館、ブランドを超えて個人の悩みや好みに合った化粧品のアドバイスをする「ボーテ・コンシェルジュ」、若手デザイナーの商品を置き、育成を狙った「解放区」等々。

    伊勢丹内には「55パーセント攻撃論」という共通語があるという。
    これは新しいことを提案するに際し、50パーセントの可能性があると思ったら上司に相談、55パーセントの可能性があると思ったら自分で判断し、実行するというもの。

    もちろん失敗した時の「覚悟」は必要だが、会社全体で「攻め」の姿勢が共有されているという。

    業界の特質かもしれないが約120年の伝統を誇りつつも「攻め」る姿勢は興味深かった。
    他の百貨店がどう考えているのかが気になる。

  • 伊勢丹がなぜすごいのか、という本だったのだけどこれの出版当時からだいぶ百貨店業界も変わった感じがしますね。

  • 伊勢丹には興味があるのだが、全てをじっくり読むまでには至らなかった。自分自身が百貨店に従事していたら違っていたのだろうけれど・・・

  • 私別に伊勢丹ファンじゃないから特別な感動はないけど、それなりにおもしろかった。<BR>
    アナスイが蔓延しすぎてることとか。<BR>
    今度伊勢丹ツアーでもしようかなーって思った。<BR>

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著者プロフィール

ジャーナリスト1961年、新潟市生まれ。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科修了。伊藤忠ファッションシステムに入社し、ファッションという視点から、企業や商品のブランドづくりに携わる。同社取締役、ifs未来研究所所長などを歴任し、2021年に退社。コミュニティー「偏愛百貨店」を立ち上げた。『ビームス戦略』(PHP研究所)、『伊勢丹な人々』(日本経済新聞出版)、『虎屋ブランド物語』(東洋経済新報社)、『TSUTAYAの謎』『すいません、ほぼ日の経営。』(以上、日経BP)など、著書は30冊を超える。毎朝3時に起きて原稿をつづる生活を30年にわたって続けている。

「2021年 『アパレルに未来はある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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