オペレーショナル・インテリジェンス意思決定のための作戦情報理
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2006年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532165543
作品紹介・あらすじ
米陸軍指揮参謀大学の講義内容を初めて紹介!玉石混交の情報資料(インフォメーション)から、確度の高い情報(インテリジェンス)をどう選び、戦いに生かすか。戦争研究の第一人者が情報活動の必須セオリーを伝授。ビジネスリーダーに贈る「情報戦」の要諦。
感想・レビュー・書評
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例えば、情報が大事な事は自明。その扱いが軍には特異性がある、というのが、この著書ならでは。勿論情報は風化する。いかにそれを活かすか。情報収集(インテリジェンス)と情報処理を大別して整理した名著。だが、少し当たり前の内容ばかりな気がする。
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インテリジェンスの基本中の基本。
経済人がこういったことを真剣に学んでおくべき。
意思決定の裏にある情報・感情、そして経済的意図。
昨今の外国企業及び国家ぐるみの工作に惑わされないように
組織の判断力を鍛えておこう。
電子版の発行、或いは増刷される事を望む。
古書店で探してみてください。 -
インテリジェンスの基本概念の整理に。繰り返し読んでます。
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情報洪水といわれる中で非常に参考になりそう。再読してからもう一度まとめよう。
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読了@2009/2/2
良い本。 -
インテリジェンス読書術なんか読まないでこの本を
参考にして試行錯誤してインテリジェンスサイクルを
作るべきか。
インテリジェンスの巧拙が思いっきり出るのが戦争。
戦争はインパクトも強いし。
だからインテリジェンス関連の本は戦争を取り上げる。
戦争のことはちょっと。。。と敬遠するのは
もったいない。情報、コミュニケーション全般について
考えるための本。ウィルスチェックの際の注意点にも
言及している。 -
「情報資料の交換が容易になった時代に、いかに合理的に目的に合うように情報をまとめるか、そしていかに正確に伝達し、有効に活用するか」について、その方法論を簡潔にまとめた本。
日本は情報分野が弱い弱いと言われて久しいが、その議論の大半は、筆者の言う「情報資料」の収集フェーズにおける問題を指摘しているに過ぎない。収集した情報の評価・保全・活用にまで言及した書は筆者の言うとおりほとんどないといっていいだろう。
この本は実践と隣りあわせで活用しないと絶対意味がない。非常に良くまとまっていると思うが、私のような情報入力一辺倒の学生が一読しただけではその効果は発揮されない。教科書的なバイブルとして繰り返し反芻すべきである。ただし、純粋な方法論の書としてみるべきであり、端々に織り込まれた筆者の思想にまで追従する必要はないだろう。
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意思決定を行う上での戦略的情報活動の要諦。