どくとるマンボウ回想記

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532165758

感想・レビュー・書評

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  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA80947600

  • 久しぶりのドクトルマンボウ。中学ぐらいに読んだのが最初で、何冊北杜夫の本を読んだのか、記憶がおぼろげ。何だかホッとする本。奥さんとの幸せそうな写真が、こっちも幸せにしてくれる。

  • 北杜夫の最新作である。航海記や青春期を高校生の時に読んで、世の中には小説ではないけど面白い本があるもんだと思った。

    さすがに老年となり枯れているが、時折フッと笑わせてくれる。

    気になったのは何箇所か重複があること。心配したが、ひょっとしてわざとやっているのかもしれない。


    2007年03月17日

  • 父、斎藤茂吉のこと、文学に目覚めるまでの事、旅行のこと、躁鬱のこと、先輩文筆家のことなど書かれている。北杜夫さんの本が好きなので読んでみた。

  • 松本旧制学校内で購入。
    ハードカバーはあまり好きではないが、写真がたまらない。

  • 初めてこのシリーズを読みました。他のシリーズもぜひ読もうと思います!エッセイに出てこられる他の作家の方々の人柄も知ることができ、その方々の著作も読みたくなりました。エッセイなのにとても勉強になるのがこの本の凄いところ!写真つきなのも良い!

  • マンボウ航海記以来読み続けて来た北杜夫、2011年10月24日逝去。 最近はエッセイばかりで、この本もマンボウファンにはお馴染みの内容。 同じエピソードをいったい何回読んだことか。 一冊にまとめたの中にも同一エピソードが出てくるのもいつもの通り。エッセイ集だから仕方がないが、いかに同じエピソードを繰り返し語ってきたか。 その繰り返しの居心地の良さに北杜夫の価値があるのだけど。 そこそこの枚数の写真が入っていて、ファンとしてはちょっと嬉しい。

  • 「どくとるマンボウ」シリーズにはお世話になった方も多いと思います。この度の訃報から久しぶりに読んでみたくなり、本書購入しました。
    月並みですが、ファンとして才ある文豪が亡くなったのは寂しい限りです。

  • 著者が自らの人生について、語った雑誌連載をまとめた本。
    写真が多く、それなりに面白いが、「どくとるマンボウ青春期」のような躁と欝が交互に展開される面白さはない。
    晩年の著者が静かに、語っているという感じ。

    写真の北さんの顔と自分の写真に写った顔が似ている。
    私も躁鬱病の気があるということか。

  • どくとるマンボウシリーズ。著者が知り合った人を回想する。写真もたくさん載っています。

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著者プロフィール

北杜夫
一九二七(昭和二)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。五二年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。六〇年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。その他の著書に『幽霊』『楡家の人びと』『輝ける碧き空の下で』『さびしい王様』『青年茂吉』など多数。『北杜夫全集』全一五巻がある。二〇一一(平成二三)年没。

「2023年 『どくとるマンボウ航海記 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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