- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532165758
感想・レビュー・書評
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久しぶりのドクトルマンボウ。中学ぐらいに読んだのが最初で、何冊北杜夫の本を読んだのか、記憶がおぼろげ。何だかホッとする本。奥さんとの幸せそうな写真が、こっちも幸せにしてくれる。
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北杜夫の最新作である。航海記や青春期を高校生の時に読んで、世の中には小説ではないけど面白い本があるもんだと思った。
さすがに老年となり枯れているが、時折フッと笑わせてくれる。
気になったのは何箇所か重複があること。心配したが、ひょっとしてわざとやっているのかもしれない。
2007年03月17日 -
父、斎藤茂吉のこと、文学に目覚めるまでの事、旅行のこと、躁鬱のこと、先輩文筆家のことなど書かれている。北杜夫さんの本が好きなので読んでみた。
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松本旧制学校内で購入。
ハードカバーはあまり好きではないが、写真がたまらない。 -
マンボウ航海記以来読み続けて来た北杜夫、2011年10月24日逝去。 最近はエッセイばかりで、この本もマンボウファンにはお馴染みの内容。 同じエピソードをいったい何回読んだことか。 一冊にまとめたの中にも同一エピソードが出てくるのもいつもの通り。エッセイ集だから仕方がないが、いかに同じエピソードを繰り返し語ってきたか。 その繰り返しの居心地の良さに北杜夫の価値があるのだけど。 そこそこの枚数の写真が入っていて、ファンとしてはちょっと嬉しい。
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「どくとるマンボウ」シリーズにはお世話になった方も多いと思います。この度の訃報から久しぶりに読んでみたくなり、本書購入しました。
月並みですが、ファンとして才ある文豪が亡くなったのは寂しい限りです。 -
著者が自らの人生について、語った雑誌連載をまとめた本。
写真が多く、それなりに面白いが、「どくとるマンボウ青春期」のような躁と欝が交互に展開される面白さはない。
晩年の著者が静かに、語っているという感じ。
写真の北さんの顔と自分の写真に写った顔が似ている。
私も躁鬱病の気があるということか。 -
どくとるマンボウシリーズ。著者が知り合った人を回想する。写真もたくさん載っています。