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- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532167059
作品紹介・あらすじ
1日延べ2万6千人の観客動員、初日完売神話…ひとりの天才を擁し公演を社会的"事件"にした劇団その頂点で見えてきた可能性と限界を超えて-制作現場で走り続けた30年を振り返り、舞台芸術に新たな地平を開く画期的な演劇論。
感想・レビュー・書評
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知っているようで全く知らない演劇界の裏側だった。
私は最近思うのだが、
この「情熱」のありか、みたいなのを知りたいのだ。
やりたい、こうしたい、そうの原動力はなんなんだろう。
演劇であればこの人たちを感動させたい!!
とかそういう純粋な気持ちなんだろうか。
迫力満点の、もはや伝記と言っても差支えの無い本だ。
野田秀樹が腎臓を痛めて、代役で公演が行われたときを読んだら涙が止まらなかった。感動したのか?胸を打たれたのは間違いない。
演劇を志す人は、読んでおいてしかるべき本!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
劇団の制作者がこれほど赤裸々に公演の過程を語ったものは殆ど始めてのことではないだろうか?ま、そもそも演劇の制作者として個人名で出てきたのが高萩さん位しか知らないのだ。松竹の白井松次郎、大谷竹次郎兄弟が嚆矢と言えばそうなるけれど。天才野田秀樹と盟友高萩宏がバブル景気とともに駆け抜けた劇団の拡大から高萩さんの退団、そして現在までのクロニクル。
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