- Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532191450
感想・レビュー・書評
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経営理論の基礎を頭に入れた上で、的確な現状分析を行い戦略を立てることが大切。どれもストーリー上はスラスラと書かれているものの、実践はハードル高く感じる。現状把握の時点ですら躓きそう。
金融機関で勤務する身として、審査判断だけでなく相手に何が出来るのかを考え伝える必要がある。目の前の仕事はちゃっちゃと済ませて、自分なりの工夫が出来るところに力を注がないと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マネージャーという役割に興味がある人、マネージャーになりたての人は読まないと損をします。読むと得をします。
興味ない人でも物語として面白いので読んで損はないです。 -
セグメンテーション、PPMなど普段単語は聞き慣れているが実際のユースケースまではイメージできてなかったが、どのように現場に落とし込むのかがイメージできる。
特に、セグメンテーションを社内コミュニーケーションのツールと捉えること、"経営者のカン"への考察は面白かった。
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ビジネス書はあんまり読まないのだけど、次男の机の本棚に入っていたので読んでみた。
著者の三枝 匡が実際に経験した企業の立て直しを物語仕立てで再構成してもので、著者が用いた経営戦略のツール等が実際の使い方に即して説明されているので非常にわかりやすい。最初に書かれたのは1991年だしこの話の部隊は1980年ぐらいと想定され今では通用しないことも多々あるとは思うが、高い目標の実現に向けて知恵を出訓練を詰めばいろんな局面でいろんなアイデアが出てくるのはホントその通りだたお思う。今の仕事が結構、挑戦的でスケールは小さいけどこんな感じなので、とても勇気が出た。
この本は文庫版で2002年に書き直されたようだけど、そのころはこの人のV字回復の経営って本(直前にコマツを再建させた話)がブームになってて、そいつは当時読んだけど内容はすっかり忘れました。 -
営業、マーケティングに携わっているためとても勉強になりました。
外に目を向けるだけでなく、自社の変革なしでは成功には繋がらないですね。 -
戦略、企業での振る舞い、考え方における基本書。
小説であるからこそ伝わる、最も重要な「熱量」。 -
20210605読了
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2021/05/04
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実用書 x 小説 x 自己啓発書
経営戦略を三枝匡の実際の経験をケースとして物語にして、論理を学んでいく。
具体的だから掴みやすい。
時折の三枝さんの煽り文が、読者もちゃんとケースに取り組もうという気にさせる。
人を使うのが上手な人なんだなあ。