ライバル: 小説・流通再編の罠

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532192174

感想・レビュー・書評

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  • 設定からして素人っぽいのかなぁと思ってあとがきまで読んだらまさかまさかの実話ベースだったということに驚愕。
    業界にいらした方なんで書いている内容は間違いないし文庫版にするに当たってアップデートされているので今でも違和感なく読める点は素晴らしい。
    ちょっと感傷的がすぎるのかなぁとか色々思わなくはないが、著者自身の経験を投影しているからこその味なんでしょうね。

  • 商社の次期社長候補と言われている役員が主人公の物語。

    主に商社と提携会社の関係や小売業界における役員目線での話、さらに家族の病気との向き合い方によって主人公御堂の価値観の変化が並行して描かれる。

    1999年刊行と10年近く前の話で業界もさらに変化しているのだろうが、役員目線という事で自分の知らない世界なので非常に興味深かった。

    また話の中の謀略は実際にあった内容という事があとがきに書いてあり、とても驚いた。

    個人的には序章のラブホテルというタイトルから、どのように商社の話に繋がるのか目次を見て思った。

  • 2011/6/24読了
    面白い。

  • 陰謀渦巻く流通業界の提携劇とその謎解きを鮮やかに描く会心の作。ライバルとの出世競争や妻のガン闘病を通じ、主人公が葛藤しながらも成長していく姿を描く。ビジネスマンにとって、本当に大切なものは何かを問い直す一冊。


    大企業ならではの悩みみたいなところってきっと、中小企業で働いてる人たちは現実としては分らないところがあるような気がします。
    隣の芝生はよく見えるではないですが、高級をいただくということはそれだけのストレスと責任がつきまとうものを度外視してるからなんでしょうけれどね。。。
    さてさて、自分だったらどんな選択をしたいでしょうか?
    そして、するでしょうか???

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