日本スーパーマーケット創論 内食提供ビジネスのマネジメント

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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785502966

感想・レビュー・書評

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  • 仕事の本を読んでエキサイトした、つーのも久しぶり。

    著者はサミットストア(現サミット)興隆の立役者で、食品流通業界の偉い人。

    まず、スーパーマーケットとは何か?を「具体的に」定義する。
    スーパーとはつまり、「住環境の近くにあって普段のおかずをワンストップで提供する」社会的機能である。

    定義(共有できる旗印)ができると、仕事のカンどころが見えてくる。

    すると、
    ・「安売り」の誤解を解け
    ・「職人」を排除せよ
    ・「本部」と「店舗」の役割を知れ
    などの課題が、テクニック論ではなく浮かび上がる。

    これら課題に沿って、「頭」はどう創る、「骨格」はどう、「神経系」はどう…と説き明かしていくのがつまり「創論」です。

    明解、かつ爽快。

    テクニックよりも目的・使命がわかると仕事が俄然面白くなる、という好例ですね。

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