騎士たちの一番ホール: 不滅のゴルフ名言集

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532192266

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  • いかに勝つかではない。いかに堂々と戦ったか、それが問題だ。誇り高き敗者は、口が裂けても言い訳をしない。
    目標を想定してベストをつくす。

  • “パットと政治は酷似する。どちらも想像力と決断力の勝負だが、いずれにせよ、うまくいった試しがない”
    というのは、かのチャーチルのセリフである。
    この本は、そういった名言を、エピソードとともに紹介している本。思わず、頷きたくなったり、苦笑いをしてしまったり、というものが多い。

    “間違った方向に打たれたボールは、どこまでも飛ぶ”
    何故だろう、僕の場合には左にまっすぐ飛んでいったドライバーのOBボールは本当に真っ芯に当たっている玉が多い。途中で失速してコース内にとどまってくれないかな、と思いながら見ているけれども、まぁ、必ずと言ってよいほど、まっすぐとどこまでも飛んでいってOBになってしまう。

    “ゴルフでは、得意の絶頂から奈落の底に転落するなど、珍しくもない。まさに人生そのものだね”
    人生の方がましだと思う。
    パーが続いたり、まれにバーディーとなった次のホール。調子に乗ったり、あるいは、逆に「調子に乗ってはいけない」と慎重になりすぎたりして、とんでもないティーショットを打ってしまった経験のあるゴルファーは僕だけではないだろう。

    “愚者はまぐれ当たりを自慢し、賢者はミスショットから多くを学ぶ”
    ということが本当なら、僕は間違いのない愚者だ。

    “まずゴルフを楽しみなさい。思い切りクラブを振るのです。たとえまぐれ当たりでも、それで1日が幸せになります”
    この本の中で最も好きなセリフだ。そう、僕のような下手くそなゴルファーでも、1日に何度かは、自分でもほれぼれするようなショット、あるいは、パットが出る。それが忘れられなくて、また、今週もコースに出かけることになるのである。

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