鈴木敏文経営の不易

制作 : 緒方 知行 
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532194048

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  • ・我々にとって最大の敵は、同業他社ではなく、変化するお客様のニーズ
    ・当たり前のことに対して、一切の妥協や手抜きなく、徹底して取り組み、強固なものとすること
    ・リーダーは非情と言われても、改革を徹底する
    ・自信のないものは絶対に売ってはならない。徹底してこだわりを持って
    ・商売においても、原理原則に従った方が、余計な苦労がいらない
    ・昔から繁盛している店は、店の清掃が行き届いている
    ・一人一人のモチベーションを高めながら、当たり前のことを地道にやっていくのみ。
    ・一度来てもらったお客様に、忘れられない店になる。それが本当の販売促進です。
    ・小売業はヒューマンビジネスである。
    ・徹底した個店対応を測ること
    ・他社にはない魅力、他では得られることもできない満足、ありきたりではない価値が実現されて、初めて商売は成功を収めることができる。
    ・店頭での価値訴求力がある自己主張の強い売り場づくりが売り切る力を生み出す。
    ・最も付加価値の高い情報は、ダイレクトコミュニケーションによって、えられるものである。
    ・生産と販売、仕入と販売、の一体化という本来の商売の姿に戻すことが、イノベーションの課題である。

  • 仕事で

  • 予約本

  • 鈴木さんの経営哲学を彼の語録でしょうかいした本。
    正直いってライターさんはあまりタイプではないのだが、鈴木さんの語録だけはめちゃ示唆に富む。

    皆が結論を出せないとき、そこで何らかの結論を出し、方針をはっきり示すことができるのがリーダーの役目である。実行に移される事がなければ、組織の中にいい人材がいて、いいアイデアをもっていたとしても、提案しなくなるものだ(49)
    どんな事業であれすべてお客様の評価だけがモノサシである(63)
    売上が前年を割っているのはその店に対してお客様は新しさをみいだしていないということ(96)
    ストアロイヤリティー競争の決め手になる。これは日常的な商売の積み重ねによってしか、実現されない。ブランドロイヤリティは広告宣伝で創れてもストアロイヤリティは日々に店舗での地道な基本サービスを通じてしか創れない(111)
    陸上競技ランナーのすごさは運動会ではわからない。オリンピックのような世界の超一流の選手が集まる所でこそ、力ははっきりと示せる。(130)
    他人のマネは絶対してはならない。自己差別化によって同質競争から脱せよ(131)
    お客様においしいと思ってもらえるようにすることが、原価率を下げることよりも、はるかに大切。お客様の立場にたってどこまで価値を高められるかがマーチャンダイジングの基本です(144)
    小売業はドメスティックビジネスである(152)
    いまはマーチャンダイジングの時代。マーチャンダイジング力こそが商売の正否の決め手になる(171)
    顕在している顧客だけが顧客ではない。来店していない顧客になっていない人たちの中に潜在顧客がいる。(190)
    お客様のニーズは市場調査やアンケート調査ではつかめない。提案してかえってくる反応で探知するエコーの時代だ(195)
    売れないのは不況や競争のせいではなjく、売ろうと思わない、売ろうとしないから、売れないのだ(207)
    POSは売れ筋商品を探すのではなく、死に筋消費発見の道具である。仮説を検証するための優れた道具でしかない(214)
    POSのデータは、どんなに直近でも過去のものである。POSに依存した商売は縮小均衡をもたらす(216)
    死に筋商品は夜中に売り場に忍び込んでいる訳ではない。必ず原因がある。それを探せ。(219)
    生産と販売、仕入れと販売の一体化という本来の商売の姿に戻す事がイノベーションの課題である(242)


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