株式投資これだけ心得帖 文庫増補版
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2007年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532194154
作品紹介・あらすじ
株式投資で勝ち組になるためには、これだけ押さえておけば大丈夫です!個人投資家に大反響を巻き起こした話題の書、ボリュームアップしていよいよ文庫化。
感想・レビュー・書評
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株式投資の心得。参考になりました。
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初心者向けの株式投資本だが経験者にとっても役に立つ内容がいくつもある。お勧めの本。
全て王道のしっかりした内容で、読者受けするための奇をてらったことは書いてないので著者の良心を感じる。
この本だけで株式投資に立ち向かうのは危険だと思うが、最低限、知っておくべき内容ばかり。
このような基本を抑えてから市場に臨むべき。
株式投資初心者なら、少し古い本だが古書店で見つけたら買って読むと良い。 -
役に立ちそう
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本当に基本的な事が書いてある。とりあえず重要なことは絶対的に勝てる投資法も無ければ、投資家全般に規定されているルールというものもない。
自分の財力や、投資期間、性格なども加味して自分なりの投資すたいるを確立する必要があるということ。
そのための最低限のルールがおおまかに書いてある。 -
"予想より売買技術を磨け
解説書には説明しやすい事例だけしか書かれていない
株は必ず何回かに分けて買うこと
株主優待サービスよりも、売買で利益を出すことの方が重要
底打ちを確認してから株を買ったほうがうまくいきやすい
まずは小額取引に徹して売買に慣れる
保有株のローソク足に長い上ヒゲが現れたら、ヒゲと反対の方向に相場は進みがちだ
包み足が現れたら迷わず売買
日経225が25日平均線から上下9%以上かい離したら滅多にないチャンス
サイコロジカルラインがあてになるのは東証1部銘柄だけ
「信用買い残評価損益率」をみるポイントは、プラスに改善したら天井圏
いつでも売買できる、売買高が多い銘柄を手がけるべし
「株価1ドル以下」「無配」「利益剰余金マイナス」の銘柄は避ける
不得意な局面になったら現金にして様子を見る
苦しい時はとにかくポジションを小さくしておく
教科書に使えるような典型的チャートこそが、儲けるチャンス" -
プロは同じことを毎日やり続ける。いろんな銘柄に目が行きがちだが、一つの銘柄だけを売買しているプロもいるというのは驚きだった。自分に合った銘柄や投資方法を見つけることが大事で、正解はない。
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書いてあることが実際に使えるかどうかは微妙。
心得帖というだけあって心構えが説いてあり、実際の売買手法が細かく説明されているわけではないので、
ある程度実戦を経験してから読むべき本かもしれない。 -
会社が金融系の為か、新聞社の方から頂きました。
折角なので何の知識もないままに読んでみたのですが、とても読み易くわかりやすい!!
まさに初心者向けです。
か、私はまだ初心者以前だったようで
基本の専門用語が解らない…
読むなら入門書だったみたいです(笑)
ただ、“ハイリスクハイリターン”は石橋を壊す程に叩いて渡りたいタイプの私には無縁だなと感じました。
安定一番。 -
心得と銘打ってはいるが、ヘタな精神論だけが書かれているわけではない。著者は繰り返し以下のことを大切と訴えている。
・損切りラインを明確にし機械的に実施
・自分にあった株式売買法を徹底して実施(むやみになんでも手を出さない)
・未来を読むことは出来ない、確率を高めることとリスク管理が大切
二番目に関しては自分が陥りやすいところをついてくれた。策士策に溺れるとはよく言ったもので、あれこれ手を出すと深みに嵌まるパターンが自分には多い。
それでも、この薄い書籍の中でいくつも分析法を公開しているあたり、著者はタイミングや状況に応じて方法論を使い分けているのだろうと解釈した。
少しずつ得意分野を増やしていくことを決意させられる内容だ。 -
(101210)