数字は見るな!3つの図形でわかる決算書超入門

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532196189

感想・レビュー・書評

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  • 経理会計に携わるものでない方は読む→生かす→作るの順で読めることから始めよう。決算書を読む際、まずは「点と線」によって、数字がフローとストックの関係になっていることをつかんでおく。その上で点としての貸借対照表を、調達と運用を中心に図形的にとらえる。また線としての損益計算書とキャッシュフロー計算書の違いを理解する。大きな数字は日本の人口(約1億人)を基準に考えてみると捕らえやすい。

  • もう一歩詳しく解説してほしかった。あまりに初歩的

  • 超入門というだけあって分かりやすい。ただ、内容は本当に入門レベルなので、本当に大雑把な傾向だけをつかむ程度。これをきっかけにさらに勉強していくべきなのだろう。

    日本では簿記ばかりがもてはやされ、決算書を「作る」ことと「読む」ことのうち「読む」教育が極めて薄いという点には同意する。決算書を「読んで」考えることが必要な人(例えば新規事業を考える人やマーケッターなど)の方が多いと思うのだが。

    決算書の見方については点と線で資産と出入りを考えるというのが直感的で腑に落ちた。

  • 会計の概略をつかむにはぴったりの本だと思います。
    会計だけじゃない気づきも得られる。薄くて読みやすい。図解だからイメージが湧きやすい。
    例えが多岐に渡っててすんなり理解できる。
    全体像はやっぱり大事ですよね。そしてどうやったら興味を持てるかってのもとても大事。
    会計を簿記から入るのは確かにハードルが高いかも、と考えさせられる本でした。
    数字に苦手意識があればぜひオススメしたい1冊です。

  • 財務諸表を「点」と「線」でとらえて説明しているのがわかりやすい。他にも、例えばB/Sは運用と調達と言う対比があり、B/SとP/L、CFとの関係も対比があることに気づく。この対比という観点を取って読むとイメージがつかみやすい。

  • 久しぶりにこの著者の本を読んだ。
    相変わらずわかりやすい解説で、読みやすい好著。

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著者プロフィール

1963年、三重県生まれ。作家、公認会計士。田中靖浩公認会計士事務所所長。早稲田大学卒業後、外資系コンサルティング会社などを経て現職。中小企業向け経営コンサルティング、経営・会計セミナー講師、執筆、連載を行う。著書に『会計の世界史』(日本経済新聞出版社)、共著に『お金にふりまわされず生きようぜ!レストランたてなおし大作戦』(岩崎書店)など多数。

「2022年 『会計と経営の七〇〇年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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