- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532260019
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
企画ありきで出版された感じが拭えない。
ブログレベルの文章で、内容もそれほど濃くはない。
行間も広くて改行も多く、いかにも無理やりページ数を増やしたという感じ。
ただ、小泉氏の魅力はそれでも伝わり、感心のなかったオペラも見てみようかなという気にさせられた。
また、外交の裏話も少ないが披露されており、他の情報源では知りえないものであり価値がある。 -
音楽家じゃない人が書いたものを読もうと思って読んでみた。でも、この人は音楽を聴くプロじゃないですか!読んでわかった。評論家ののうな難しいことは書かなくて、聴いて良いと思えばそれで良い、というようなことを書いてた。私のようなど素人の味方だわ♪なんて思ったけど、知識量が半端なく凄い!
クラシックに対する感じ方も、最初はどこがいいのか分からんがとにかくCDを聴き込んで良いところを発見する…的なことを書いていて、ますますど素人の味方だと嬉しく思う。
文章は、すごく平易で読みやすい。インタビューとかして書き起こしたのかな?するっと読み終えた。
最後のあとがきというか、日経の編集の人が小泉さんのエピソードを書いていた。それを読んだだけでもこの人の音楽に関する知識・情報の量の凄さを感じられる。
だって、そのエピソードにでてくる音楽家をYouTubeで検索しても出てこなかったからね。。。
尊敬します。読んで良かった。 -
音楽が好きになったきっかけだったり、エピソードだったりも盛り込まれて、小泉さんの人となりもなんだかわかる気がしてくる一冊。
音楽色々聴いてみたいなーと思ってたところなので、いい道しるべになりました。 -
駅ビルで購入する。
-
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4532260019
── 小泉 純一郎《音楽遍歴 20080509 日本経済新聞出版社》
── どうにかベートーヴェンの「ロマンス」を弾けるようになったこ
ろ、ハイフェッツの演奏するレコードを聴いて、自分の下手さ加減に愕
然とし、それ以後は聴くだけになったと語る。
http://blogs.yahoo.co.jp/dsch1963/21124152.html
── その夜のコンサート ~ 次郎と純一郎のベートーヴェン ~
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1390193318
プログラム(日付と曲目、指揮者と管弦楽団)を推理してください。
-
バイロイト音楽祭をシュレーダー独首相と観に行った時のヒトラーの立ってた位置の話など、元首相でなければ書けない話題は貴重だけど、色気を出して、ブッシュ大統領&プレスリー記念館、YOSHIKI...とクラシック外のジャンルに外れていくのは残念。この本はクラシックだけで閉じて欲しかった。マニアックな話も多いし、氏が首相然としていないのも好感だし、話も実があっただけに残念。
-
霞ヶ関近くの本屋で見つけたので何となく買い、その日の内に読んでしまった一冊。
タイトル通り音楽遍歴がつらつらとインタビューのように語られている(おそらくインタビューから原稿がおこされている)。
最終的にはほとんどの曲が「いい!、好きだ!」になってしまうところが他に類を見ないところであり、憎めないところか。
「政治の会合に出ないで、オペラを観にいっている」
「アメリカで生バンドを従いプレスリーを歌った」
などなど相変わらずな一面と、
「言わぬが花、聞かぬが花。」
「良い悪いではなく、自分に合うか合わないか。」
「ブーイングは嫌い。」
など、首相としてはあまり見せなかった、広い懐や融和主義的な一面も見せている。
なぜか読んでほのぼのしてしまった。 -
企画ありきで出版された感じが拭えない。<br />ブログレベルの文章で、内容もそれほど濃くはない。<br />行間も広くて改行も多く、いかにも無理やりページ数を増やしたという感じ。<br /><br />ただ、小泉氏の魅力はそれでも伝わり、感心のなかったオペラも見てみようかなという気にさせられた。<br />また、外交の裏話も少ないが披露されており、他の情報源では知りえないものであり価値がある。