音楽遍歴

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532260019

感想・レビュー・書評

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  • 企画ありきで出版された感じが拭えない。
    ブログレベルの文章で、内容もそれほど濃くはない。
    行間も広くて改行も多く、いかにも無理やりページ数を増やしたという感じ。

    ただ、小泉氏の魅力はそれでも伝わり、感心のなかったオペラも見てみようかなという気にさせられた。
    また、外交の裏話も少ないが披露されており、他の情報源では知りえないものであり価値がある。

  • 音楽家じゃない人が書いたものを読もうと思って読んでみた。でも、この人は音楽を聴くプロじゃないですか!読んでわかった。評論家ののうな難しいことは書かなくて、聴いて良いと思えばそれで良い、というようなことを書いてた。私のようなど素人の味方だわ♪なんて思ったけど、知識量が半端なく凄い!

    クラシックに対する感じ方も、最初はどこがいいのか分からんがとにかくCDを聴き込んで良いところを発見する…的なことを書いていて、ますますど素人の味方だと嬉しく思う。

    文章は、すごく平易で読みやすい。インタビューとかして書き起こしたのかな?するっと読み終えた。

    最後のあとがきというか、日経の編集の人が小泉さんのエピソードを書いていた。それを読んだだけでもこの人の音楽に関する知識・情報の量の凄さを感じられる。
    だって、そのエピソードにでてくる音楽家をYouTubeで検索しても出てこなかったからね。。。

    尊敬します。読んで良かった。

  • 音楽が好きになったきっかけだったり、エピソードだったりも盛り込まれて、小泉さんの人となりもなんだかわかる気がしてくる一冊。
    音楽色々聴いてみたいなーと思ってたところなので、いい道しるべになりました。

  • 駅ビルで購入する。

  • さっきブックオフで100円で買ってきたのですが、誰にも触られていないほど綺麗な本でした。サラっと読めましたが、すごく面白く読みました。FaceBookの素人の文体に近いので読みやすかったです。
     ご本人もおっしゃるように国会議員でありながら、クラシックに造形が深い方というのはそういないのかもしれません。趣味つながりで、ドイツのシュレーダー首相とバイロイド音楽会に出かけ、ブッシュとのエルビスプレスリーハウスでの逸話はテレビでも報道されたのは記憶に新しい。
     氏の家にはいつも音楽がかかっていて、音楽談義に花が咲いたりすることもあるようです。演奏会を聞くときも、「演奏者がどのような人となりであってもそれは構わない」いい演奏ならOKという派。それにどこから流れてくる音楽でも、とにかくその奏でる音楽が「好き」と思ったらすぐにお店に買いに走るそうだ。本当に大好き感が出ている本です。氏は、「椿姫」「イル・トロヴァトーレ」「アンドレア・シェニエ」「トゥーランドット」の四作を見てオペラの良さがわからない、あるいは全然感動しないという人はもうオペラを見なくていいといっています。
    私の大好きなエルビスのCDのどこが素晴らしいか解説も書いてありますが、私自体はエルビスプレスリーよりリサ・マリー世代なのでここのところはよくわからなかった。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4532260019
    ── 小泉 純一郎《音楽遍歴 20080509 日本経済新聞出版社》
     
    ── どうにかベートーヴェンの「ロマンス」を弾けるようになったこ
    ろ、ハイフェッツの演奏するレコードを聴いて、自分の下手さ加減に愕
    然とし、それ以後は聴くだけになったと語る。
    http://blogs.yahoo.co.jp/dsch1963/21124152.html
     
    ── その夜のコンサート ~ 次郎と純一郎のベートーヴェン ~
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1390193318
     プログラム(日付と曲目、指揮者と管弦楽団)を推理してください。
     

  • バイロイト音楽祭をシュレーダー独首相と観に行った時のヒトラーの立ってた位置の話など、元首相でなければ書けない話題は貴重だけど、色気を出して、ブッシュ大統領&プレスリー記念館、YOSHIKI...とクラシック外のジャンルに外れていくのは残念。この本はクラシックだけで閉じて欲しかった。マニアックな話も多いし、氏が首相然としていないのも好感だし、話も実があっただけに残念。

  • 霞ヶ関近くの本屋で見つけたので何となく買い、その日の内に読んでしまった一冊。

    タイトル通り音楽遍歴がつらつらとインタビューのように語られている(おそらくインタビューから原稿がおこされている)。
    最終的にはほとんどの曲が「いい!、好きだ!」になってしまうところが他に類を見ないところであり、憎めないところか。

    「政治の会合に出ないで、オペラを観にいっている」
    「アメリカで生バンドを従いプレスリーを歌った」
    などなど相変わらずな一面と、
    「言わぬが花、聞かぬが花。」
    「良い悪いではなく、自分に合うか合わないか。」
    「ブーイングは嫌い。」
    など、首相としてはあまり見せなかった、広い懐や融和主義的な一面も見せている。

    なぜか読んでほのぼのしてしまった。

  • 企画ありきで出版された感じが拭えない。<br />ブログレベルの文章で、内容もそれほど濃くはない。<br />行間も広くて改行も多く、いかにも無理やりページ数を増やしたという感じ。<br /><br />ただ、小泉氏の魅力はそれでも伝わり、感心のなかったオペラも見てみようかなという気にさせられた。<br />また、外交の裏話も少ないが披露されており、他の情報源では知りえないものであり価値がある。

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著者プロフィール

1942年生まれ。厚生大臣、郵政大臣などを歴任、2001年に内閣総理大臣に就任。2009年の衆院選で二男の小泉進次郎氏を後継指名し政界を引退した。現在はシンクタンク「城南総合研究所」の名誉所長を務め、2011年の福島原発事故以降は「原発ゼロの実現」を掲げて全国で講演活動を行っている。

「2016年 『黙って寝てはいられない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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