保険会社が知られたくない生保の話

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 368
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532262143

作品紹介・あらすじ

医療保険は検討に値しない、いまどき保険で貯蓄は疑問、難解な商品は避ける…。生命保険のカラクリ、業界の裏話から、数少ない「おすすめ」商品まで、生保会社の営業として長年勤務した保険アドバイザーが、具体的な商品などを挙げながら明かす、生保のすべてがわかる本。

感想・レビュー・書評

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  • 保険は、必要最小限だけ活用する、という当たり前のようで、誰も言わないことを、きっちりと説明してくれます。
    保険会社の人は、戦々恐々だと思います。

  • 医療保険に対する疑念を払拭することができた。読むべき本

  • 人から勧められて読みました。

    「もし病気になったら・・・」という不安からなんとなく保険に頼るのではなく、「備えてしっかり貯めよう」と考える方がいい、ってこと。もらえるか不確実なものにお金を使うなら、その分貯蓄に回したほうがトク。

  • 具体的な保険の説明があり参考になった。実際に自分の医療保険は解約した。面白かったが、オススメでない終身保険のタイプに自分が加入しているため、失笑。

  • 複雑な保険や複数の保険はいらないという内容。
    生命保険と長期の就労不能に対して備えることができれば十分。
    公的年金や雇用保険で賄える部分も多いので、加入状況、保証内容を確認することが重要。

  • ふむ

  • 保険営業のキャリ長いが本書は売れ行きを意識した構成
    本質的ではなく、目先の流行廃りを意識
    内容は得るところ少ない

  • 保険について違った視点を与えてくれた良本。

    保険はかけるものだと思っていた。かけない事の方が危険で、リスクが高いと思っていた。
    でも、本当はそうではないと言うことだ。
    そう言えば、銀行で保険をすごい数勧められた。これも、彼ら彼女らのノルマの為だったんだな。
    印象的なのが、とある保険をとても勧められて一旦持ち帰り、再度話した際に、「終身タイプにする」と言ったら慌てて止められた。同じ保険のタイプを勧められたもの以外にしただけなのに。保険の契約は取れると言う意味では一緒のはずなのに、とても、違和感を覚えた記憶を思い出した。
    これはまさに、販売手数料と言った、客には見えない何かしらの意図が働いたのだろう。

    今では、保険を疑って見ている。
    新しい保険に入るにも、慎重に慎重を重ねるだろう。
    考えのベースは、この本で習得した通り、【子供が自立するまでの一定期間に、万が一に備える】レベルで。

    新しい知識を与えてくれた意味で、非常に有意義な本だった。その意味で星4で。

  • 1

  •  個人的には、以前から考えてきたことに沿った内容だった。
     内容を一言で言うと、「保険商品を買う時は、『それは本当に保険商品でカバーするしかないようなリスクか』をゼロベースで考え直すべきである」ということ。

     唯一、自分の個人的見解と微妙に食い違ったのは、がん保険の先進医療特約についての下り。
     筆者は「1万人に1人にしか給付されない」ことを重視して、やや否定的な見解であるように見えた。
     が、自分としては、いかに確率が低かろうが、「奥様のがんは重粒子線治療で治せますが、1000万円が必要です」と言われた時にそれを悩むことなくポンッと出せるようにしておきたい、というほうを優先したい。
     逆に言うと、ポンッと出せるだけの貯蓄があれば、そういう保険に入る必要はない、というのは筆者と同意見である。

     とにかく、社会人一年生は必読。
     それ以外の人も、必読。(笑)

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著者プロフィール

「保険相談室」代表
1959年生まれ。長崎大卒。95年アパレルメーカーから日本生命へ転職。約10年、営業職として在籍。2005年より複数の保険会社の保険を扱う乗り合い代理店へ。12年より現職。保険の有料相談、執筆、講演等に従事

「2021年 『生命保険は「入るほど損」?!<新版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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