フラット化する世界 上: 経済の大転換と人間の未来

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532312794

作品紹介・あらすじ

ピュリツァー賞を3度受賞したジャーナリストが、インド、中国、日本、欧米諸国の経営者や政治家らへの綿密な取材をもとに、今われわれの目前で起きている巨大な変化を鮮やかに活写する。全米で社会現象を引き起こした超ベストセラーが、アップデート&増補版からの翻訳で登場。

感想・レビュー・書評

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  • 00年ころからのインターネットの普及により、種々の障壁が無効化され、世界がフラットになっていくという考え。
    上巻ではフラット化が企業に及ぼす影響について中心的に述べられる。

    読むのがさすがに遅すぎたかもしれない。

  • 2011年11月6日
    ピュリツァー賞受賞の著者には申し訳ないが、
    IT、WEBに対して少し過大評価に思えた。

    頂点が、ピラミッド型から台形型にフラットになった。
    それくらいのレベルだと思う。
    確かに、誰もがこのフラットな競技場に入れるわけではない。とは書いてあるけど。

    言葉は悪いが、ネットをあまり知らないオッサンがすごく興奮している。と映らないでもない。

    しかし、一部ではこんなことをインドにアウトソーシングしているんだ。との驚きもあった。

  • グローバル化の先駆け

  • 船橋ブックオフ

  • ・市民がオンブズマンになれる(道路の凸凹等、携帯写真で撮って、市役所にメールする)

  • フラット化する世界を解説。
    ITがフラット化を推し進めている事を様々な事例で紹介。
    フラット化で賃金が下がる労働者も出るが
    知識を身につけ付加価値を付ける事で
    この流れを乗り切れると解説。
    また市場の拡大だけでなく必ず市場の創出もおこると指摘。
    フラット化はWordWideな市場だけでなく組織内でもおこっている。

  • インドのビジネススクールは年間89,000人のMBAを生み出していつという 市場経済の鉄則では、最も豊富な人的資源と安価な労働力を持つものに、企業家も現存の企業も自然に引き付けられます 共産主義は、人を平等に貧乏にするという点では偉大な制度だった 資本主義は、人を不平等に金持ちにする

  • おすすめ資料 第12回世界経済はいかに変容したか(2007.2.16)
     
    ユビキタスコンピューティングの発達は場所を選ばないビジネス社会を実現しました。
    例えばあるアメリカ企業では夜間にインドに仕事をアウトソーシングし、それを翌朝に受け取って休むことなく活動しています。
    作者はそのように境目がなく、狭くなった地球を(丸くない)フラット化した世界と呼び、フラット化に至った経緯を丁寧にひもといています。
     
    ベルリンの壁が崩壊して世界が自由市場指向となり、中国のWTO加盟がさらにその競争の場を広げました。
    2000年問題への対応はアウトソーシングを促進し、その中でインドが脚光を浴びるようになりました。
    また企業のあり方のみならず個人の生活の変化もフラット化を後押ししています。
    現代ほど個人が知識にアクセスするのに差別のない時代はかってありませんでした。
    このようにこの図書は世界の経済社会の動きを広い視野で俯瞰できるものになっています。
     
    ご紹介したのは第一部(上巻)の内容ですが、第二部(下巻)ではフラット化した社会で生き延びるための方策が示されています。

  • レビューは下巻にて。

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著者プロフィール

ニューヨーク・タイムズ コラムニスト
1953年ミネソタ州生まれ。ブランダイス大学を首席で卒業後、オックスフォード大学で修士号を取得(現代中東研究)。UPI通信に入社し、79年から81年までベイルート特派員。その後ニューヨーク・タイムズ社に移り、ベイルートとエルサレムの両支局長を歴任。その間、ピュリツァー賞を2度受賞。89年に帰国。95年からニューヨーク・タイムズ紙の外交問題コラムニスト。02年にテロ問題に関する執筆活動により3度目のピュリツァー賞。

「2021年 『遅刻してくれて、ありがとう(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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