気持ちを「言葉にできる」魔法のノート

著者 :
  • 日本経済新聞出版
3.63
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本棚登録 : 834
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532322120

作品紹介・あらすじ

想像してみてほしい。
気持ちのすべてを伝えられた君の姿を。
考えついたこと、思いついたことを、きちんとみんなに発表できた瞬間を。
「こうしたいんだ」っていう君の想いに、共感してくれる仲間が現れた光景を。
そんな自分に近づくためのヒントが、この一冊に詰まっている。

◆「言葉にできる」をみんなの最強の武器に!
ベストセラー『「言葉にできる」は武器になる。』のエッセンスを抽出。頭の中のモヤモヤを鮮明な言葉に変え、共感者を増やせる思考法を、中学生の僕と言葉の妖精“コトバード"との対話を通じて学べる、実践ノートです。
つくりは、読みやすさを工夫した二色刷。コトバードと僕のかわいいイラストもふんだんに盛り込み、見て楽しく、読んで納得、部分的な書き込み形式で自分で考え、読み終わったら自分の成長を実感できる、そんな一冊です。

いちばんの基本でありながら、もっとも難しいのが、自分の思いを言葉にし、相手の心に伝えるということ。
本書を通じて、自己紹介から友達づくり、面接、小論文、職場のコミュニケーション、そしてSNSまで! 考えていることを言葉にできる、一生モノの教養を手に入れましょう。

感想・レビュー・書評

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  • 言葉には声に出したり文字を書いたりするような外に出す言葉と、自分が思ったり考えたり感じたことというような内なる言葉の2つがあって、それらは繋がっている。だから、内なる言葉が成り立っていないと、声に出したときに相手に伝わらなくなってしまう。その、「内なる言葉」をどうやって引き出すのかが書かれている本。私が話していても相手に?な顔をされてしまうし、話している途中で自分すらよくわからなくなってああ、話すのなんて嫌だ!!、なんて思うときがたくさんあるけど、自分の考えを頭でまとめてからこれからは話すようにしたい。

  • 真面目で控えめな人ほど自分の「内なる言葉」を否定したり、こう思ってしまう自分を認められなかったりするそうです。「内なる言葉」と「外へ向かう言葉」の整理、思考をT字型思考法によってトレーニングしていきます。まず自分の心の根っこを見付ける。そこからがスタート。10代でも読める基礎的な内容ですが、何から手を付けたら分からない、何が自分にとって大事なのかわからないという事が多い大人にも役立つ内容だと思います。

  • 請求記号 141.5-ウメ
    資料番号 300704103

    新潟医療福祉大学図書館 蔵書検索(OPAC)
    https://library.nuhw.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=frombib&lang=0&amode=11&opkey=B158833135328971&bibid=1000130024&start=1&bbinfo_disp=1

  • T字思考法の部分だけ読めば良い本。
    ただ、マインドマップで同じことができるのでT字でやる必要はないかな…と思う。内なる言葉を外に出すトレーニングは必要かな、と感じた

  • 本書では「失感情症」には触れられないが、失感情症というのは、言葉通りの感情を失った状態ではなく「感情を言葉に表すのに困難を感じている」ことを指すのだけど、そういった自分のなかにある気持ちや感情を言葉に表す事が苦手なひと向けの一冊。

    読みやすくわかりやすいのだけど、「まずは自分の内にある言葉を見つけよう」というハードルが、そういった人たちには高いと思った。
    もっと別のやり方があるように感じた。

  • 中学生向けだけど大人が読んでも良い。
    内なる言葉を外に向けるための本

  • T字思考

  • 小・中学生向きだと思うけど、自分がその当時この本に出会えてたら凄くためになっただろうな。
    大人でも参考になりました。

  • ①内なる言葉を書き出す
     →頭の中から外に出す
    ②内なる言葉を広げる・深める
    ③内なる言葉を使ってみる
    自分と向き合う時間を作る
    言葉は気持ち

  • 頭の中で形になるかならないかというようなことを、言葉として表現したいという思いから手に取った。たまたま梅田さんのお名前を聞く機会があり、『言葉にできるは武器になる』のことを思い返したところ、こちらの本のことを知り、これはよさそう!と読んでみた。気持ちを言葉に、という言葉から、感情を言葉に置き換える語彙が増やせるイメージだったが、自分の中にある言葉を出すための「問い」が用意されている。
    あるテーマに沿って、
    自分が思い付いた言葉をいくつか書き出し、1つを取り上げて、真ん中に置く。そして3つの問いに答えていく。「本当に?」「それで?」「なぜ?」例が載っているので参考になる。
    その他、
    自分と向き合う時間の大切さ。
    自信が持てるまで思考を深めてみる(言葉にしてみる)。
    考え抜いた言葉は、人生を導く旗になる。
    言葉は言葉じゃない、言葉は気持ちなんだ!

    読書もそうけれど、インプットばかりでアウトプットもしなくては。それは自分と向き合う時間。
    とにかく言葉にしてみよう。
    それらをつないで表現してみよう。
    「考え、寝かせ、考え、寝かせ」を繰り返し、思考を深めよう。そして自分に自信を持とう。

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著者プロフィール

コピーライター。武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授。
1979年生まれ。大学院在学中にレコード会社を起業後、電通入社。マーケティングプランナーを経て、コピーライターに。2018 年にインクルージョン・ジャパン株式会社に参画し、ベンチャー支援に従事。2022 年4 月より現職。主な仕事に、ジョージア「世界は誰かの仕事でできている。」、タウンワーク「バイトするなら、タウンワーク。」、Surface Laptop 4「すべての、あなたに、ちょうどいい。」のコピーライティングや、TBSテレビ「日曜劇場」のコミュニケーション統括など。経営層や製品開発者との対話をベースとした、コーポレート・メッセージ開発、プロダクト・メッセージ開発に定評がある。著書に『「言葉にできる」は武器になる。』(日本経済新聞出版)、『捨て猫に拾われた僕』(日経ビジネス人文庫)、『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』(サンマーク出版)など。

「2022年 『きみの人生に作戦名を。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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