- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532323905
作品紹介・あらすじ
いびきをかく、夜中に目が覚める、寝つき・寝起きがよくない、
昼間眠い、寝ても疲れが取れない……
それは「かくれ鼻づまり」が原因かもしれません。
「かくれ鼻づまり」を改善することで睡眠の質を高める方法を、
自宅でできるかんたん「鼻洗浄」トレーニングとともに
第一人者がやさしく教えます。
大人にも子供にも役立つ本で、
花粉症、睡眠時無呼吸症候群にも効果が期待できます。
「かくれ鼻づまり」チェックリスト付き。
感想・レビュー・書評
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アレルギー性鼻炎なので、これが睡眠に大きく影響していることは分かります。
睡眠の鼻うがいはやってみたいなと思いました。
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自分で気持ちよく洗える!失敗しない鼻洗浄の4つのポイント。
①塩分濃度0.9%の洗浄水(生理食塩水)を作る。
②顔を下に向けて首をかしげる。
③容器の中の洗浄水を優しく、鼻の中に送り込む。
④洗い終わったら片方ずつ優しく鼻をかむ
まず寝る前の鼻洗浄から -
睡眠障害の一つに鼻づまりがあり、鼻洗浄にて改善できるというのは知らなかったので、目から鱗の内容だった。
寝る際の口閉じテープなどを試したことはあったが、根本の鼻洗浄が重要とのこと。
実際、寝る前の鼻洗浄はスッキリしたので継続したい。
幼児の鼻詰まりもあるので、注意したい。 -
人生を決める毎日の睡眠の質、それを低下させているのは「かくれ鼻づまり」?
個人的に最近低下している睡眠の質を回復させるためにあの手この手を尽くしたのですが中々思うような効果が得られない中この本を知りました。
結果,「かくれ鼻づまり」という症状が睡眠の質を大きく低下させることや自分もそれに当てはまっていそうだということ(チェックリスト付き),そのデメリットのメカニズムや解消方法まで分かりやすく学べました。
実際に鼻洗浄をしてみるとこんなに空気はおいしかったのかと感動しました。
今夜はよく眠れそうです。 -
耳鼻科のポジショントーク本。
鼻治療による熟睡を謳うには浅過ぎるストーリーと含蓄のない情報。
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鼻づまりが睡眠に与える影響を述べ、鼻詰まりの解決法をまとめた本。
鼻呼吸って本当に大事。意識して口呼吸にならないよう注意して行きたいと思う。 -
人間50年も生きてきたら何処かしらメンテナンスは必要になりますね。慢性的な鼻詰まり、頭がスッキリしない原因の一つと思うと一つずつ元に戻すことも大切ですね。というわけで、今日から鼻洗浄を日課にしてみます。
著書はとても分かりやすい内容です。手術する方法もあるのですが、今のところそこまでせずに自宅治療をしてみたいと思います。 -
鼻づまりは睡眠不足などを来たし不健康の元なので、それを防いで健康な体になろう、というのが本書の中味。
この鼻のトラブルによる睡眠障害についてもう少し詳しく説明すると、睡眠中に鼻が詰まっていると、鼻がつまる息苦しさで自分では気づかないうちに脳が覚醒し、睡眠の質が悪化する。
鼻は生命維持に直結する呼吸機能を担っており、鼻がつまって口呼吸になっていると十分な酸素を取り込めなくなる。
本来呼吸とは鼻から息を吸うもので、口からの呼吸は補助的なモノに過ぎないのだが、鼻がつまっていると口呼吸が中心となりがちで様々な問題を生じる。
鼻で呼吸することで、以下の効能がある。
①鼻腔の粘膜を覆う粘液層が空気中の有害物質を補足し、有害物質の体内への侵入を防ぐ
②鼻にはエアコンの機能があり、肺の中の環境を一定に保つ(温度37度、湿度100%)
③肺に出入りする空気の量を増やし、肺の活動を活発化する
④肺の中を流れる血液の量を増やし、血液への酸素の取り組みを促進する
また、睡眠中にいびきをかくのは、鼻炎による鼻づまりが原因で、それが悪化すると睡眠時無呼吸症候群になる。
睡眠時に鼻づまりがおきると、鼻から十分な空気を取り込めなくなるため、自ずと口呼吸になる。口を開けて寝ているのがまさにその状態である。
睡眠中に口を開けると、舌がのどに落ち込んだり、のどの筋肉が緩んだりして、吸い込んだ空気を取り入れる道となる上気道が狭くなる。
そして、狭くなったのどを空気が通ると、のどの組織が振動していびきが出る。
以上が鼻づまりやそれによっていびきが発生するメカニズムであるが、それではこれを直すにはどのようにしたらよいか。
鼻づまりの原因がアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎にある場合、「鼻洗浄」が効果的。
特に寝る前に行うとよい。
「鼻洗浄」とはつぎのような方法で行う。
①洗浄水をつくる
・38~40度くらいの体温に近いぬるま湯を200㎖用意し、小さじ2分の1弱(約2g)の食塩をいれてよくかき混ぜる→塩分濃度0.9%の生理食塩水
・この作業が面倒くさい場合は、市販の洗浄液(「ハナクリーンS」、「ハナノアbシャワータイプ」、「サイナス・リンス」など)でも代用可能
②顔を下に向けて首をかしげる
・右の鼻を洗うときは右の耳が上になるように首をかしげる
③洗浄水を優しく鼻の中に送り込む
・鼻の中に入れるときの圧力は、入れたのと同じ側から洗浄した水が出てくる程度の優しさで十分
④洗い終わったら、片方ずつ優しく鼻をかむ
・口を開けて鼻をかむと鼻腔や副鼻腔に過剰な圧がかからない
・洗浄液はその都度新しく作って使い切る
ここで注意。
最近メディアで「鼻うがい」が喧伝されているが、これは、「右の鼻から洗浄水を入れたら、左の鼻から出す」「鼻から洗浄水を入れて口から吐き出す」もので、ここでいう「鼻洗浄」とは異なる。
鼻洗浄の目的は、鼻炎の元であるアレルゲンは鼻の入口の3分の1のところで補足されため、これを洗浄液で洗い流すことにある。
であれば、それ以上深く洗浄液を体内に入れる必要はなく、逆に鼻洗浄で洗浄水がのどの方に回り込んだり、反対側の鼻から出てきたりするようであれば、圧のかけ過ぎである。
自分は長年花粉症に苦しめられ、また睡眠中にいびきをかいていると指摘され、日中も眠気に襲われることしばしばなので、藁にもすがる気持ちで本書を手にした。
内容は上記のとおりで、説明もわかりやすく、鼻洗浄というシンプルな解決策も提示されており有益であった。
早速実践しているが、これで、睡眠の質が改善すればよいのだが・・・。
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分かりやすく読みやすい。そして私これに当てはまるじゃない!となる。
対処法をやってみて良くなれば良し、そうじゃない場合は……むむ。セールスの本でしたか?となるんだろうな。
とりあえず試してみようかな。