- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532350833
感想・レビュー・書評
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ビジネス、ビジネス。ビジネスをエコノミクス(経済)するってどういうことだろう。。。?
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経済学の知識でビジネスの世界をわかりやすく解説していく興味深い本。最新の理論が使われているのも面白い。ただ、基礎がないのでわからない部分もあったし、わかりやすく述べているだけにもう少し深くつっこんでほしい箇所もあった。
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(K) 実際に市場で起こっている様々な現象を取り上げ、それを理屈で説明することによって経済の動きに対する理解を深めようという試みの本。理屈そのものに目新しさはないが、筆者の知識の広さからか、取り上げられている事例が多岐にわたっていているので、飽きることなく読むことができる。企業戦略やマーケティングについてあまり知識の無いひとが、入門書として読むのにちょうど良い本ではないかと思うが、使っている言葉は戦略やマーケティングの言葉そのもので、場合によっては何を言っているのか良くわからないというケースもありそう。それでも、手軽に薄く広くしるには良い本である。
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「ワールド・ビジネスサテライト」のコメンテーターとしても有名な経済学者が、
吉野家、トヨタ、松下、セブン‐イレブンなど、実際の日本企業で行われている経営戦略を経済理論のフィルターを通して解説している。具体例が身近で小難しい経済学もすんなり頭に入る? -
吉野家、花王、セブンイレブンなど誰もが知っているような日本の会社について多く取り上げられていて、とても興味深いです。ビジネスと経済学の繋がりが分かりやすく示されています。(G山)
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人気エコノミストが書いた「わかりやすい」経済実例勉強本。人柄通り(?)良い意味でやさしい本です。
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伊藤元重氏の著書らしく、分かりやすい本。本格的なビジエコの本とはだいぶ違うけど、イントロには良い!
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多方面で大活躍の伊藤元重先生が、ビジネスの現場で見られる様々な現象を、経済学理論に基づいて解説しています。オススメです。
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これが会社員向けの啓蒙書として書かれているのだとすれば筆者は読者をずいぶん低いレベルに想定しているようです。たとえば一行、引用してみます。/「高い賃金を支払うことは従業員のやる気を引き出すことにつながる(効率賃金仮説)。」/経済学的な洞察の有効性が微塵も感じられないこういう一文に満足する読者というのはどういう存在なのか……。個別具体的な事実が書かれている部分は参考になったりもするのですが、本書を読んでも「経済学」というのは、結局、わかりきったことに術語を当てはめてゆくだけの似非学問に過ぎないのではないかという誤解を招くおそれがありそうです。『ランチタイムの経済学』とは雲泥の差でした。あるいは、どうでもいい部分を削って5分の1ぐらいに縮めれば良書になったかもしれませんが。