- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532358259
作品紹介・あらすじ
「老後資金2,000万円不足!?」人によって事情はまったく異なります。平均ではなく、「自分ごと」として考えましょう。
もらえる年金額や家計を見える化し、お金のふやし方・使い方を知れば、もう振り回されない!
私たちが「老後のお金」という言葉を聞いて「不安」になる最大の原因は「わからない」「知らない」ことにあります。
正しい知識を身につけるとともに、自分(や我が家)の家計を把握し、公的年金や勤
務先の退職給付制度などをきちんと調べたうえで、資産形成を考えることが実はいちばん
大切です。
「資産寿命が尽きる」「公的年金は将来減る」「老後には〇〇万円必要」といった「不
安スイッチ」を押されても、動じない自分になりましょう。せかされて、アパートのオー
ナーになったり、本来必要のない保険に加入したり、必要以上にリスクをとって投資をは
じめたりする必要はありません。
長く生きられるかもしれない未来――「長寿リスク」という言葉におびえるのではなく、
前向きに人生を楽しみたいもの。そのためにも、一度立ち止まって、これからの仕事、暮らし、そして、お金について考えるきっかけに、本書がなれば幸いです。
(「はじめに」より抜粋)
【「老後のお金の不安をなくす」ポイント】
・老後に必要なお金は1人ひとり違う。自分の状況を知ることが大事。
・公的年金は長生きに備える最強の保険。選択次第でふやせる。
・自分の会社の退職給付制度をしっかり把握する。
・年に一度、決算をして家計を「見える化」する。
・つみたてNISA、iDeCoをフル活用して老後資金をふやす。
・退職一時金、企業年金の受け取り方で、税金、社会保険料が大きく変わる。
・公的年金を繰下げ、私的年金を「中継ぎ」として活用する。
・公式を使って、リタイア後の毎年の引き出し可能額を決める。
感想・レビュー・書評
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知らないから怖いんだと思い、少しでも不安を払拭すべくこの本を手に取りました。
自分のねんきん定期便をしおりがわりにして。笑
高齢者世帯の家計収支の図を見るとだいたいの年齢でどのくらい収支の差額があるのか分かります。高齢になってくるとその差は減っていき、85歳以上になると収支はプラスになります。
必要なお金は各家庭によって違うので、図などはざっくりと参考にすることにしました。
65歳以降に貰える年金、退職給付、資産など、具体的な数字を出し「損益計算書」と「バランスシート」をつくる。
非課税制度を活用し、つみたてNISAやiDeCoで資産運用する。
なんとなく予想通りの内容ですが、この本には、それらの受け取りかたがこまかくのっています。
何歳くらいでどの資産を先に切り崩していくかまできちんと計算しておくと安心感が違いますね。
「できる限り働く」を目標に、計画的にお金の管理をしていきたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【まさに50歳】
人それぞれで一般的な解を求めるのはむずかしいです。
多少未知な部分もありますが、自分の場合はどうなのかを事前に確認しておく必要はあります。
それに非常に役立つ本です。 -
頭ではなんとなくわかってはいたけれど…、この本を読むことで、あえて文にされることで自分の理解していたことを再認識できた。
初めての方には読みやすいと思います。 -
内容がよく頭に入ってこなかった。
まだ私には難しすぎた。
NISA は制度が変わったので、新しい情報が必要。 -
図書館で借りて、ぱらばらと数分眺めた。
確かにちゃんと体裁は整えて書いてあるが、金を出して買うような内容なのか?ネットでも、どっかの無料のパンフレットにも出ているような内容を本にして、それに1500円も出して買う人の神経がさっぱりわからない。
こんなものに金を使うなら、どっかで1500円のランチでも食べた方がよほどまし。出す人も出す人なら買う人も買う人だ。 -
具体的でわかりやすい。
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序章のタイトル「知ることで不安は払拭できる」が、この本の全てを語っている。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」と同じこと。
老後のお金について不安を感じている人は、とりあえず買うなり借りるなりして読んでみることを強くおすすめする。
自分自身に関して言えば、もうやってることが多かったのと、自分には関係ないこと(企業年金とか退職金とか)も思ったより多かったので、熟読を要する箇所はほとんどなかったけど。 -
2019年99冊目。満足度★★★★☆ これからリタイアする人は読んでおいた方が良いでしょう。
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不安は無くならそう