グローバルリーダー開発シナリオ

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532490478

感想・レビュー・書評

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  • ■組織としての人材供給
    1.個別アプローチ(ボトムアップ)
    2.プールアプローチ(トップダウン)
    a.ポストからのアプローチ
    b.人材からのアプローチ

    これらを組み合わせて順番に実施していくと、以下のアプローチになる。
    1a.キーポストの洗い出し
    1b.後継者マネジメント
    2a.人材プールの形成
    2b.階層別育成プログラム

    ■個人のキャリアパス
    ①職能的な専門性
    ②事業のマネジメント
    ③地域・拠点の経験

    ■リーダー開発の場としての企業の5要素
    (標準化)
    #ビジョン・理念
    =将来の先取り・過去の要約
    =世界中の共通言語
    →宣教師づくり、評価制度とリンク、本気度

    #組織・役割
    ①期待成果の明確化、一本化
    (事業上の成果、育成上の成果、期待される行動)
    ②具体的な課題設定
    (挑戦的かつ達成可能)
    ③ガバナンス
    (×なら人材交代する制度)
    ④役割連鎖のキャリアプラン
    (企業の役割一覧データ化、経験すべき役割の構想、各人への落とし込み)
    ⑤組織的な公式支援の明示

    #業務プロセス
    =経営管理(意思決定と財務・人事・IT)、事業(バリューチェーン)
    →外国人に排他的なプロセスはどこか?
     ①既存プロセスを階層化、文書化する
     ②付加価値・成果を生まない無駄を省く
     ③標準化する
     ④外国人に手ほどきする
     ⑤実際に使う(グローバルチーム)

    #評価・等級・報酬


    #人材ネットワーク

  • 良い教科書。
    こういうフワッとしたテーマを分かりやすく書けるってのは素晴らしいと思う。

    リーダーは先天的じゃないってことでしょうか?

  • 教科書としては良い一冊。実務は実務。。

  • この本は、なかなかたいしたものだと思います。グローバルリーダー育成というどの企業においても「ぜひ聞きたい」と思うテーマについて、一般的なグローバルっぽいアプローチだけでなく、「いいとこどりでもいいじゃないか」という、日本企業が導入しやすいアプローチもロジックを作った上で紹介していて、しかも説明がわかりやすい。
    相当現場でやってきて、自分の中に落とし込んでいるからこそこういう表現ができるのだなあと思います。
    ただ、最初のあたりは相当おもしろいのですが、後半やや尻すぼみ。なぜだろう?(書いた人が違うのかな)

  • グローバルに活躍できるために。

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著者プロフィール

キャメル・ヤマモト
ビジネス・ブレークスルー大学経営学部教授
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社執行役員、東京工業大学大学院特任教授。
東京大学法学部卒業、オックスフォード大学セント・アントニー・カレッジ シニアアソシエイト・メンバー、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修了(異文化経営修士)。
外務省、外資系コンサルティング企業2社を経て現職。日本企業の組織・人材のグローバル化のための「まだらメソッド」を開発し、その導入・普及に取り組んでいる。著書に『グローバルリーダー開発シナリオ』(共著、日本経済新聞出版社)、『グローバル人材マネジメント論』(東洋経済新報社)、『「世界標準」の仕事術』『「世界水準」の思考法』(以上、日本実業出版社)、『稼ぐ人、安い人、余る人』(幻冬舎)などがある。DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー・オンラインで、「まだら模様で考えるグローバル人材論」を連載中。

「2016年 『プロフェッショナル リーダーシップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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