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- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534027108
感想・レビュー・書評
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神戸大学法学部に進んだ著者は中井英夫『虚無への供物』に感銘を受け、これに続く大作を書いて見せると豪語して友人たちから『幻の大作』と揶揄されていたそうです。
卒業後に神戸市の公務員になるも文学への未練断ちがたく、高校の国語教師に転身して執筆活動を開始。そして一連のミステリーを生み出すことになった。
現実に他の仕事を持ちながら作家となった実体験だから勉強になります。
しかも教師ですから。
現在の教師といえば厳しい職業の代表例となっています。
現在は社会環境や家族環境が複雑になっていて、教師をやりながら作家なんてできるのでしょうか。
(現在の日本は自公政権の長期に渡る悪政によって教育にも医療にも介護にもお金をかけられない三流国家に没落しました。)
それはともかく、本書を読んで篠田氏の作品を読んでみたくなりました。
ところで篠田氏の近況はどうなんでしょうか。
現在も高校で教師をされているのでしょうか。二足の草鞋の作家活動は続けられているのでしょうか。
快眠・早起き朝活・健康生活ブログ
高校教師ミステリー作家・篠田秀幸師の分割睡眠法
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