1日5分! 忙しすぎる毎日から抜け出す習慣術─もう「時間が足りない!」は言わない
- 日本実業出版社 (2009年2月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534045065
感想・レビュー・書評
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新しい習慣術について知りたくて読書。
本書は28日間にわたって少しずつ取り組むワーク形式。自己分析や瞑想などを繰り返していく。恐らく一気に読み切るよりも28日間取り組んだ方が効果が高いと思われる。
ライフコーチングという名称は初めて知る。女性らしい視点と書き方で新鮮に感じる箇所が多い。内容も女性向けといえるが、男性が読んでも氣づきは多いかと。
忙しさと生産性はイコールではないにはドキっとさせられる。学生時代から社会人、30代の今までそう信じ込んでいた時代が長かったからである。忙しいふりをする、忙しさを言い訳にする、しかし、根本には忙しい自分に酔っているのだと思われる。人とは違うんだという歪んだ自己愛、自尊心がそうさせるのか。
忙しくないのは多くの人にとって理想といえる。しかし、その状態へ変えることができないのは、何もしない時間、考えること、自分の内面と対峙することなどへの恐怖があるのではないだろうか。それを避けるために用事や仕事に忙殺させることで先延ばしにしている。
セルフケアはこの数年学んでいる分野の1つ。これまで学んできたセルフケアと少し異なる視点からの考え方で、勉強となる。もっとセルフケアを学び生かしていければと思う。
著者が考えるライフスタイルのピラミッドは、
喜び、経済状態、目標ある仕事、セルフケア、信仰・家族・友人
となっている。
ピラミッドの基礎は仕事ではなく、人間関係や精神面の安定、充実としている。
この点も多く人は頭では分かっているが…が現実ではないかと思う。
手元に置いて読み直す予定。
読書時間:約55分詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
翻訳されたビジネス書は避けていたのですが、テーマに精通した監修者がいるなら面白いはずと購入。
目にやさしい色づかいがよいです。
ゆっくり読んでいます。 -
時間を生み出すためのTips集というよりはセルフメンテナンスの基本的な考え方。印象に残ったのは「助っ人を雇う」。何でも自分でためこまないこと。
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感想としては、
「28日間のライフコーチングという旅をすることで、
これからの人生という旅を楽しむ事を勧め、術を伝える本」
というところでしょうか。
最近よく聞く「ワーク・ライフバランス」の意識を作るには
もってこいの本かもしれません。これを購入・読了したのは
随分前ですが、今改めて読み返しても発見や気付きがありました。
私自身は28日間のプログラムを実践していませんが、買った当時
その要素をチェックして、少しずつ取り入れて定着させるように
意識づけしてました。私はすぐ「いっぱいいっぱい」になりがち
なのですが、壊れそうになる前に、何とかセルフケアができるようには
なっているんじゃないかな・・・と思えるようにはなっています。多分。
余裕のない時には即効性の、少し余裕がある時には
体質改善的な、何かを見つけられると思います。 -
米国人女性による著書なので、日本人には実施が難しそうなアドバイス(転居、とか)も幾つかあります。それでも、多くのアドバイスは試すことができそうで、考え方をかえる、という意味で参考になりました。
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育児休暇が終わって、忙しい毎日に戻ったら、
再度読んでみよう! -
大学生のときセミナープレゼンターになって下さった
小室淑恵さん。
常に聞き手・読み手の立場に立って語ってくれる
言葉は本当に理解しやすく実践しやすいです。 -
ちょっと実践するには、日現実的なアドバイス?もあったけど、
毎日瞑想したり、ちょっと書き出したり、この本と共に過ごした1ヶ月は
ある意味楽しかったです。
忙しくしているのは自分自身だから、
もっと計画的、効率よくいろんなことをしたり、
時には断ることも必要だったり・・・
学びはありました。 -
ふと、書店で、「自分の日常を見直してみるか!」と購入したこの本は、
今、ワーク・ライフバランスについては、内閣府の委員もつとめていらっしゃる小室淑恵さんの訳です。
28日間、毎日、1ステップずつ、自分の日常を見直していく内容になっていて、
私も実際、急がず、一日1ステップを心がけてすすめてきました。
(実はバレンタインデーにスタートしたので、倍くらいかかってますかね)あれれ。
最近、特に参考になったのは DAY21 「先延ばしの癖を解消する方法」に出てくる
「まず5分間やってみる」実践してます。