- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534046314
感想・レビュー・書評
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株式会社コーチ・エィ取締役社長の鈴木氏の著書。会社の役員より薦めてもらい一読。
実際のコーチング事例をストーリー形式でリーダーになるために必要な要素の説明がされている。ストーリー形式のため、登場人物の成長に合わせて学ぶことができ、頭に入ってきやすい。
いくつも学びはあったが、如いて一つ挙げるなら「決めることを決める」が一番心に刺さった。
リーダーの資質は後天的に身に付くもので、学ぶ機会が少ないことが日本にリーダーが少ない原因と著者は言及している。リーダーについて悩んでいる人は手に取って読んで頂きたい一冊。 -
自分は経営者ではないが、リーダーである事は間違いない。
より良いリーダーになる為に、
ブレずに、しっかり「決める事」を決め、
部活の力を最大限引き出す。
会社を長く、今より誇れる会社にする為に
より多くの人の上に立って仕事をする為に、
コーチングを武器としよう。 -
コーチングを事業としている会社を経営する鈴木義幸氏の著。
ティーチングではなく、コーチングが何故必要か?
特にエグゼクティブにとって何故必要であるのか?を
荒巻丈一という架空の社長を主人公とした小説にしたて、
コーチングスキルを用いて、会社の建て直しを進めていく。
内容に目新しいものはないが、どれもリーダーに必要なスキルばかり。
小説になっていることで、シチュエーションも理解しやすく、
頭にすーっと入ってくる。
しかし、ポイントが多く(26)各項目の重要度が見えにくい。
最後にポイントだけをサマリーした章があっても良いように感じた。
「もしドラ」以降、小説風のビジネス書も増えている。
読んでいて感じるのは、内容を軽薄なものにしてしまうリスクが高いこと。
本書はわかりやすさはもちろんあるが、
内容を薄くしてしまっている感は否めない。 -
エグゼクティブ・コーチングの超基礎本。教科書。非常にわかりやすい。実話を元にしているというが、たまに「本当に実現できたの?」と考えさせられるメソッドも含まれているが、突拍子もなく現実離れしていることないので、読みやすい。日本の大企業病のほとんどは改善されるのではないだろうか。
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著者の鈴木義幸氏が実際に行ったコーチングを、物語形式で綴ったもの。大きな会社の経営者が陥る心理、それをどうコーチがサポートしていくかがわかる。が、このネタになっている事例は、他の本でも読んだ記憶がある。