早く正しく決める技術

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  • 日本実業出版社
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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534051837

感想・レビュー・書評

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  • 漸く探し出して入手できた本でしたが、出口さんの作品を沢山読んできたので、新鮮さはありませんでした。残念

  • オーディブルにて。
    久しぶりに出口治明さんの本。

    出口さんの内容は一貫しているんだけど、読む度に響くところが違っていつも学びがある。

    国語ではなく算数で考える。
    数字、ファクト、ロジック。

    人と人は意見が異なるのは当たり前。数字、ファクト、ロジックで話し、より深く考えられている方を採用すればいい。

    なんてシンプル。
    ビジネスじゃなくても、日常的に数字、ファクト、ロジックで考えたら迷いが少なくシンプルに生きていけそう。

  • 前に読んだことがある内容がいくつかあったがぶれないね、この人は。
    ■数字・ファクト・ロジック
    ■財布・貯金・投資
    ■取っていいリスクと取ってはいけないリスク
    ■より多くの変数を持ったロジック
    ■岩盤まで掘り下げる
    ■意思決定する日を決める
    ■少数になれば精鋭になる
    示唆に富む言葉が多く散りばめられている。なぜそのように決めたのか?どこまで考えてそう決めたのか?これを残しておくことは非常に大切だと思う。残しておくどころか、共有すべきだと思う。決めるための前提条件が変わったら先の決定は最善の決定ではなくなっている筈である。それを社長が決めたことだから、といつまでも無駄にこだわっていると大変なことになる。結局自分では決められない人の集団、ということだ。

  • 優柔不断なので、この本を読みました。
    なぜこちらにしたのか?
    何気ない決断でも、決断した理由を数字、ファクト、ロジックで説明することで決断力が養われると。
    個人的には、決断したことに対して、数字ファクトロジックをもとに言語化できてるのかなあ、と思いました。
    決断したプロセスをより明確に残せば、決断力が増すのかなあと漠然と思いました。

    以下備忘録。

    数字、ファクト、ロジックが基本、ベネフィットの高いほうを選ぶこと。

    国語ではなく算数で考える。

    A案とB案、それぞれのファクト数字ロジックはこうでA案のほうがいいと思いましたが、ご意見頂戴したく、みたいに上司と会話する。

  • 提案する、決める時の根拠となるものは、
    数字、ファクト、ロジック。

    これで、きちんと説明出来れば、お互いの理解度が高くなる。うちの会社の場合は、ここが足りてないな。

    前に読んだ、コンサル1年目の人が読む本、でも、同じようなことが書かれてた。これはビジネスをする上で基本的なことなのに、意外と出来ていないのかも、いや、意外ではなく、出来てない。

    そして、もう一つ。
    人生を豊かにするために大切なこと。人、本、旅。
    これは、他の本でも書かれてたのだけど、こういったことが全て、自分の人生に生かされてるんだな、と改めて思った。


    一つ、大きく違うのは、なんとなーく緩いとこ。
    最近、稲盛和夫氏の本を読んだので、ゆるく感じし、こっちの方がいいなぁ、なんて。
    仕事する時間も2000時間だし。

    これは、大企業のサラリーマンから始まって、ライフネットのCEOをしたとはいえ、やっぱりサラリーマンに近いのかなと感じた。
    自分で一から会社を立ち上げて大きくした人とは、ベースが違うのかもしれない。

    サラリーマン生活を豊かにしたいなら、出口さんのように考えてやっていくと、ストレスと低くて、充実した気持ちで仕事ができそう。

    聞き流しの悪いところは、良いフレーズに出会っても、メモができないところ。
    とはいえ、こういった本は聞き流しで読むと楽しく読める。

  • 心理学とかそういう面からの決断するヒントがある本かと思いきやがっつりビジネス書でびっくりした。仕事の中でどうやって決断を下していけばいいのか、どうやって考えていけばいいのか、を教えてくれるような本だった。
    直感を磨くにはインプットが大事で、旅・読書・人が大事というのは納得。なんとなく読書をしている身としてはうれしかった。

  • この作品も氏の教養の深さが滲み出る。
    数字、ファクトやロジックで判断、は副題のとおりだけど、迷ったときには直感力。それを養うのが多くのインプット。結論でなくそう考える思考のプロセスを大事にする、今後も読書時に参考としたい。

  • 数字、ファクト、ロジックで決める。
    リスクをどこまでとれるかで決める。

    国語じゃなく、算数で考える
    感情主観、でなく論理客観。
    だが感情→論理の橋渡しも大事だと思う。

    本心で思ってることなら何度でも言える
    人は意外と人の話を聞いてない
    ならば何度でも言う

  • 最近出口さんの本のハマっている。
    よくあるビジネス書には書いていない新しい発想があり、しかもわかりやすく書かれているので本当にすんなり読みやすい。
    この本で学んだこととしては、
    リーダーは異方向を示す人であって、何でもかんでも意思決定する人ではないということ。
    これは貞観政要の本の時にもあったが、権限委譲が重要だということ。

    部下に意思決定の経験をさせることも大切で、どこを意思決定させるか、どこを自分の領域なのかを決めることが上司の意思決定の重要な要素なのだ。

  • 数字、ファクト、ロジック。
    言葉で言うのは簡単だけど、徹底してやり切るのは難しい。難しいことを継続してできるから、成長し続けることができるんだなと思いました。

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著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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