- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534052933
感想・レビュー・書評
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信用される習慣について知りたくて読書。
中谷彰宏氏の書籍を彷彿とさせる内容。
どれも当たり前と言えば当たり前だが、できていそうでできていない。
言行一致。謙虚になる。約束を守る。人の成功を一緒に喜ぶ。
いずれも個人の品格、人間性に関わるものが多い。
まずは自分を認め、肯定し、大切にして自分との約束を徹底的に守る。自分を大切にすることが、逆のようだが、大切な周りの人を大切にすることにつながる。
読書時間:約45分詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
"初対面の人には、礼儀をもって敬意を示す
自分のことだけでなく、周囲にも心を配る
失敗談して、裏の面も見せる
相手のさりげない謙遜も見逃さない
約束は死守する
期限を明確にする
「なぜ、してくれないのか」も相手を責めず、未来に目を向けて「してください」という
自分のための組織と考えず、自分と組織の利害を一致させる" -
印南敦史さんの書評を読んで気になってので読んでみた。
そしたら、その書評が見事すぎた。エッセンスはリンク先に全て詰まっているわ。
<blockquote>人から信用されるためにはどうしたらいいか。原則的ないしは総論的には極めて簡単である。<b>人を信用すればいいのである</b>。
(中略)
したがって、<b>信用すれば信用され、信用されるから信用するといった相互作用が繰り返し行われる。その良循環が徐々に結晶していくと、切っても切れない信頼関係へと発展していくのである。</b>(P.186)</blockquote>
いみじくも著者自身がまとめているように、敬意を示すということに尽きるのである、信頼関係を構築するということについては。つまり、リスペクト。自分はこれをレゲエやヒップホップから学んだけれど、その専門誌BMRの編集者だった方が書いたビジネス書書評であらためて出会うとは因果なもんである。
<blockquote>親しい友人や常に密接な接触のある同僚や部下などを除いては、すべての人を「目上」であると思った言動をするのが「礼」にかなっている。(P.12)</blockquote>