- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534054135
感想・レビュー・書評
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江戸期の地図やそれを参照できるサイトの情報も掲載されており、GoogleMap等を使って現在と比較しながら、昔に思いをはせやすい構成になっている。ポイントになる史跡や町の様子がわかる写真が適宜配されており、町を訪れて実際に見たいという気持ちにさせてくれる。
コロナ禍が落ち着いたら、早く訪問したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古地図と現代地図を比較しながら、歴史的町並みの見方、楽しみ方、そして、城下町・門前町・宿場町の特徴、代表的な都市の例を紹介しています。
都市の画一化が言われてしまいますが、このように歴史を踏まえながら、その都市の特徴をしっかり押さえながら訪問できれば、もっとその都市のことを理解でき、楽しめると思います。
<目次>
1章 「古地図で歩けるまち」彦根の歩き方
2章 京都から江戸へ―都市の歴史を読み解く
3章 歴史的町並みを巡るには?
4章 城下町の歴史を読み解く
5章 城下町の作り方
6章 惣構えと寺町―都市防衛の強化
7章 「古地図で歩けるまち」角館を歩く
8章 宿場町の作り方
9章 門前町の聖と俗
10章 歴史的町並みの未来像 -
歴史的街並みの過去を想像し旅行を楽しみ方法が紹介されていた。
47の県庁所在地のうち35が城下町を母体。75%
城下町以外の県庁所在地は4タイプあり。
1.古都
京都、奈良
2.港湾都市
青森、新潟、横浜、神戸、長崎
3.門前町(寺などの周りに形成された町)
長野
4.県庁が設置されることによって発達
札幌、さいたま、千葉、宮崎
城下町3タイプ
1.全体的に複雑な彦根城パターン
2.全体的に碁盤の目状の名古屋城パターン
3.武士の居住区が複雑で町人の居住区が碁盤の目状の和歌山城パターン -
行政のサイトが利用できるとの情報が新鮮