人生の「質」を上げる 孤独をたのしむ力

著者 :
  • 日本実業出版社
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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534055378

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り、孤独力を高めてよりよい人生を送る自己啓発本

    私の孤独力は既に完成していたようだ
    特に目新しい情報はなかった

    そもそも冒頭のチェックシートで一つも当てはまらないので、そりゃそうだよなと思う

    内容がうっすい
    文字も大きいし余白も多いし主張も平易で単調なのでものすごい速度で読み終えてしまった
    確かにこんな本ばっかり読む人だったら紙の本を買うのがバカバカしく思えますね

    要旨としては
    無理やりいろんな人とつながる必要性はない
    冷静に自分の内面に向き合う
    他者との比較はしない
    「孤独」ではなく「孤高」
    ただ、一人でいることのみを推奨しているのではなく、重要なのは自律
    自律していれば他の人と一緒にいても自分を保てる


    決して一人で生きる事を勧めるだけの内容にはなっていない
    後半で、子供を持たないと決めた女性や独身でいる人に対するアンチテーゼを提示している
    消極的な選択の結果や視野狭窄でそんな決断をするのはもったいないという主張のようだ
    ただ、全体から受ける印象としては、自分は一人で生きていけるし、お金も持ってるし、子供もいるという超上から目線のマウンティングにも感じる


    同意する部分としては、何か問題があったとしたら、解決方法は友人への相談ではなく
    ちゃんとした方法でお金で解決できる事がほとんどというところ
    確かにお金があれば大抵のことは解決できる
    問題解決の方法として友人を作っておくというのは効率が悪いですね


    一番イメージが近いのは、「君の膵臓をたべたい」の咲良と出会う前の「僕」でしょうか
    あれは正に孤独ではなく孤高でしたからね

    ま、そんな「僕」も結局は逆の事に気づくんですけどね

  • 〇〇をやめると、こうなれる。という前向きな見解とその説明が部門ごとに分かれて書かれているため、かなり読みやすい。
    孤独とは孤立することでなく、自分の信じる道を歩く孤高に近いもので、すばらしくポジティブなもの。
    孤独になって、内省する時間がとても大切。
    無理して他人と付き合わなくていい。
    孤独になって行動を起こしている筆者だからこそ、本書には突き抜けた意見も書かれてある。
    いろんなジャンルの本を読んで高い語彙力を身につけることで人生をより豊かなものにできる。
    印象に残った箇所は人との付き合いのテーマだ。損得でとらえるのではなく、与える姿勢で幸せを手にする。時に孤独になり内省し、互いにポジティブな関係を保てるようにしたい。

  • 孤独を楽しむということは、自分を信じる事。

  • 上に立つ人間はみんな孤独っていうのはよく聞く。
    孤独を楽しむのも大切やけど、孤独を恐れないっていうのはもっと大切な気がする。

  • 全ぼっちの皆さん。人生は、孤独の中で磨かれるそうです。
    我々は、一人のようで仲間です。ともに乗り越えていきましょう。

  • 「孤独は寂しい」と思い込んでいませんか?「ひとりでいると寂しい」「LINEで誰かとつながっていないと不安」「大切なことを自分ひとりで決められない」こんなふうに感じることがあるなら、生きることが息苦しくなってしまうのも当然です。そうした状態を抜け出すには、「ひとりでも平気」と思える自分に変わることです。人生で本当に大切なことは「ひとり」で見つける。そこで、本書では「孤独」をたのしむためにやめるべきことをピックアップ。やめられない人と、やめられた人では、人生がどう変わるかを紹介している。

  • 孤独であることに負い目を感じるのではなく、孤独のメリットを上手く活かしていこうといった内容です。

    孤独のメリットの一つとしては、自分自身との対話、内省の時間が取れるということです。
    内省をする事で、横を見て生きるのではなく自分自身の縦軸を見て生きることができるようになると書かれています。
    また、起きた出来事に対してもその意味づけを自在に操る事ができるようになり、逆境を生き抜く力が身に付きます。

    その他印象に残ったところとしては、友人より同じ目標を持った仲間を作れ、マルチアイデンティティにより様々な自分を作れ、良い言葉がいい人生を作る、本を読まないのは知的に怠惰である…などです。

    これからは経済的にも世界情勢的にも厳しい時代が来ると思います。思考停止で周りと合わせていても上手くいくといった時代ではなくなると思います。ちゃんと自分自身で考えて自己責任で行動する力、また逆境を生き抜く力が求められます。
    そのために必要なのは自分自身との対話、内省力です。
    内省力を高める。日々、意識していきたいと思いました。

  • 2回目!生き方に迷ったらまた読もう。一度きりの人生、人に合わせず、自分を認めて、最後に納得できるような人生を育んで行こうと思えた。

  • ●そもそも人は精神的に成熟すると孤独を好む。
    ●ゲシュタルトの祈り〜
    わたしはわたしのことを、あなたはあなたのことをする。
    わたしはあなたの期待に応えるために、この世にいるわけではない。
    あなたはわたしの期待に応えるために、この世にいるわけではない。
    あなたはあなた、わたしはわたし。
    もし偶然にお互いが出会えれば、それはすばらしいこと。
    もし出会わなければ、それはそれで仕方がないこと。

  • 読書も目的を持ってする。
    「家族を守れる知識をつける」という目的で読書するのは参考にしたい

著者プロフィール

1971年岡山県生まれ。米国公認会計士。お金の専門家。
中央大学経済学部卒業後、会計事務所、コンビニエンスストアチェーンを経て、世界的な戦略系経営コンサルティングファームであるアーサー・D・リトルで経営コンサルタントとして活躍。IT・情報通信・流通業などの経営戦略立案および企業変革プロジェクトに従事。本業のかたわら不動産投資を開始、独立後に株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズ、株式会社エデュビジョンを設立し、不動産投資コンサルティング事業、ビジネスマッチング事業、教育事業などを手掛ける。現在は起業家、個人投資家、ビジネス
書作家、講演家として活動している。
ベストセラーとなった『33歳で資産3億円をつくった私の方法』(三笠書房)をはじめ、『決定版 年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人』(Gakken)、『「いい人」をやめれば人生はうまくいく」(日本実業出版社)、『お金の才能』(小社)など著書は多数ある。

「2023年 『お金の壁の乗り越え方 50歳から人生を大逆転させる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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