行政法事案解析の作法

著者 : 大貫裕之 土田伸也

• 日本評論社 (2010年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

長文の事例問題をいかに読み込むのか、事案解析の作法を詳細に解説。事案分析力をトレーニングする事例演習書。法科大学院、法学部生のテキスト・参考書として最適。

感想・レビュー・書評

[keeeeesuさんの感想 · 2014年4月2日]

答案を意識して書かれている本。
各項目が、そのまま答案の項目に生かせそうな後世になっている。
また、各分野の網羅性も高い。

司法試験受験生にお勧めの使い方は、単に解くのではなく、各問題について精密な答案構成（事実の評価レベルまで含む）を作成して、それを読み返すこと。
その学習により、試験直前期でも短期で問題集全体の復習が可能になる。

[lawbooksさんの感想 · 2013年3月2日]

ただひたすら、基本的な訴訟選択と行政手続法を扱う。いわゆる「最新判例」や展開的な論点は比較的少ない。

[beautifulday00さんの感想 · 2010年11月18日]

法セミの連載を読んでいたので、その感想を。行政法の事例演習本。行政法における事案分析のスタンス、着目すべき視点が分かりやすく解説されている良著。ただし、難易度は事例研究行政法の第2部と同じか、それ以上なので、まずは事例研究行政法を一通りやってから手をつけると良い。

著者プロフィール

中央大学教授

「2022年 『はじめての行政法〔第5版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」