アフリカ問題開発と援助の世界史

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  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535555051

作品紹介・あらすじ

われわれは「アフリカ」を通して世界の苦悩と対峙している。通説を破る援助論。

感想・レビュー・書評

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  • 経済大国アフリカにつながる本。相当数のデータと、開発経済学の手法から、2000年代とそれにいたるまでのアフリカを振り返り、今後のアフリカへのアプローチを提言している。

    冒頭に、「アフリカの開発熱は2000年代はじめに熱狂的となり、現在(2009年)急速に熱が冷め、事実上開発は終わりとなっている」とあるが、これは2013年でもそうなのだろうか?

  • 開発途上国においては南北問題という世界大のフレームを定義してい世界経済のあり方の改変を求めるという形で、また先進国側においては戦後の国際経済体制を構築するための新政策、すなわち開発援助政策を形成していくなかで、世界史としての開発は始まった。
    原油以外の資源獲得にも中国は積極的である。

  • 2010.01.24 日本経済新聞に掲載されました。

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著者プロフィール

1962年生まれ。国際基督教大学卒業。東京神学大学大学院修士課程修了。日本基督教団阿佐ヶ谷教会、金沢長町教会を経て、現在、代田教会牧師。 説教塾全国委員長。

「2022年 『使徒信条 光の武具を身に着けて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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