男塾外伝 大豪院邪鬼(2) (ニチブンコミックス)

著者 :
  • 日本文芸社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537134780

作品紹介・あらすじ

この男を知らねば男塾は語れない!!
男塾の絶対的存在として君臨する大豪院邪鬼―――。
その過去には想像を絶する物語があった!!
封印された激闘録……そして、死天王との知られざる秘話……!!
そして遂に、「男塾の帝王」爆誕の瞬間が描かれる!! 
超絶画力?壮絶戦記の大激作!! 必読の第(2)巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 邪鬼と死天王のお話の完結。
    剣崎もなかなか勿体ない人だったので、外伝でなければまた出てきてもおかしくはなかった感じ。
    まあ、外伝だとしても展開次第では出てくることもあるのかも?
    これで、男塾に戻った訳ですけど、塾長との戦いは本編で過去話としてやってるからそれを飛ばしてもう少し先の話になったりするのだろうか?

  • またもや、月並みな事しか言えないが、柳田先生、凄ぇわ
    宮下先生ですら慎重に扱っている大豪院邪鬼って、本物の漢が持つカッコ良さを、こうも引き出すか。大豪院邪鬼って男に、死天王の面々に負けないくらい、惚れこんでいる証拠だろう
    また、男塾の神髄とも言える、人知を超えた武術を極めた男たちの真剣勝負も重厚感がたっぷり。突風を顔に叩き付けられるようなバトルの太い迫力が、確固たる画力により損なわれず、読み手をワクワクさせてくれる
    本家は当然だが、この外伝もまた、敵・剣崎の生き方と逝き様が、実に男心をグッと押してくる。全力を尽くして負けたからこそ、無様な最期を勝者の記憶に残さないよう、潔く、己の死を受け入れ、なおかつ、屍を晒さない。断言はしづらいが、これもまた、男らしさの象徴だろう
    そんな剣崎を、敬意を抱いて、一片の情けもかけずに倒した邪鬼、やはり、掛値なく強い!
    何より、男塾のお約束、死んでいたと思われていたキャラが実は生きていたパターンも発動している点も高評価。まぁ、これはあくまで、本家、つまり、剣桃太郎の活躍が始まる前の話なので、文字通り、最大のライバルとなる大豪院邪鬼がくたばる訳はないが
    無二の忠誠を誓う、心強い腹心らを得たこの時から、大豪院邪鬼の覇道が拓き始める。果たして、彼らの前に今後、どんな強敵が出現し、苛烈な戦闘を繰り広げるのか、楽しみでしょうがない
    この台詞を引用に選んだのは、邪鬼の強さは元より、無骨な優しさの念も感じ取れるからだ。男としてカッコ悪い事は多いが、その一つは、やはり、死に時を誤る事だろう。死ぬべきじゃない時は、例え、恥をかいてでも生きる道を死ぬ気で探し、駆け抜けるべきだ

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