面白いほどよくわかる微分積分: 微分積分の理解こそ数学的センスを磨くために役立つ! (学校で教えない教科書)
- 日本文芸社 (2004年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537252323
感想・レビュー・書評
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駄本だった。学生がバイトで書いたとしか思えない。大上氏は著者でなく、監修してるだけ。
つまずくポイントのところでは、「目を凝らしてみると」「落ち着いて適用していけば」なんて書いてある。精神論で分かるんだったら、最初からこのような一般書を手に取るわけがなかろう。
論理の展開もクリアーでなく、理解に苦しむところが多々ある。接続詞「つまり…」の前後に、関連性のない文章が配置されてたりする。「微分のルール」定義→0なんて書いてあり、意味不明(多少なりとも数学を理解している人間の表記法とはいえない)。新たに「数学嫌い」を生み出しかねない本。
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第1章で紹介されている、古代エジプト人が発見した円の面積の求め方に感心した。
また、パラパラマンガを例にとって微分積分を説明しているページがおもしろかった。
第2章ではまず数直線という中学校1年生レベルの話からはじめて、1次関数、2次関数、傾き、極限、微分と順を追って説明してくれているので非常にわかりやすかった。
「高校のときこういうの習ったなあ」と楽しく読むことができた。
ただ、この筆者、日本語があまり上手でないのが気になった。
第3章は不定積分、および面積を求める定積分について、数学が全くわからない者でも理解できるよう丁寧に説明してくれていて、ここもわかりやすかった。
この章を読めば、積分の基礎は十分理解できると思う。
問題は第4章。
悲しくなるほどよくわからない。
いきなり「フーリエ展開」とか「ロジスティック曲線」とかが出てきて、ここはまったくの意味不明。
身近な話題を取り上げてくれていて、いたるところに微分積分が使われているというのはわかるのだけれど、3章までに勉強したこととこの4章で取り上げている数式とはあまりにもレベルが違いすぎる。
難しい数式を出さず話題提供に留めるか、あるいは3章の発展編として1つの話題に十分ページを割いて説明してほしかった。
読みやすい本だけど、きちんと勉強するなら「図解雑学」シリーズの方がよいのかなと思った。 -
勉強になりました。
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中々面白い本でしたが、
数学アレルギーな人には少し難しいのかも。 -
面白いほどよくわかる微分積分 高校レベルまでの微分積分について書かれた本。急に話が飛んだりする部分があって気になったけど、分かりやすかったと思う。 http://bit.ly/bO2c0J
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読みかけ。