アレックス・ファーガソン自伝

  • 日本文芸社
3.64
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537260830

作品紹介・あらすじ

「ファーガソンの雛」と呼ばれるベッカム、ギグス、ネヴィル、そしてC・ロナウド、ルーニーなど国際的なスター選手を育てた指揮官の卓越した手腕、監督心理、戦術のすべて。

感想・レビュー・書評

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  • 監督界の大ボス、サー・アレックス・ファーガソンがその長いキャリアの中で何を考え、何を大事にしていたかが書かれている貴重な本。関係ないけど日本のスポーツ紙がサー・ファーガソン氏のことを「爺」って書いたのにはかなりどん引きした。(たしか香川がいたシーズンだったと思うが。)

  • マンUの選手といってもルーニーとベッカムぐらいしか知らなかったが、それでも面白く読める。組織論としてもよいかも。

    サッカーの監督というのも、少ない試合数で評価されてしまうし、今や誰をいくらで買って、いくらで売ればよいかという銭勘定までさせられて因果な商売だなぁと思ってしまうのだが、強いリーダーシップで個性的な集団をまとめるという仕事ならではの魅力もあるのだろう

  • あのシーンの裏に、こんな事実があったのか!
    それ程前のこととは思えないくらい、鮮明に記憶が蘇ってきた。
    名将として、長く君臨されたのもうなづけた。

  • サッカーで世界最強チームの一つ、マンチェスターユナイテッド(マンU)の元監督であるアレックスファーガソン(SAF)の自伝。

    昨日(2016年1月12日)の日経新聞のキャリアアップについての記事で、ATカーニーの岸田氏から「リーダーシップ」「ステークホルダー・マネジメント」「ピッチの外」の3つの観点で紹介されていた本。
    http://www.nikkei.com/paper/article/?b=20160112&ng=DGKKZO95984270R10C16A1TQ4000

    基本的には、自伝であり、歯に衣着せないタイプの指導者だったため、選手の移籍の裏側やどのような考えからチームをマネジメントしたかなど、暴露本的な様相を呈しているが、背景とそのときの考え、アクション、結果など(HITO総研的にいうとSTAR)が飾らない言葉で書かれているため、目まぐるしく変化してきた競争環境の中でで、常勝軍団を構築し、それを率いるリーダーシップとは何かということが生々しく感じることができる。

    日経の記事では、古くより軍隊などの集団を率いるためにコマンド&コントロールというトップ・ダウン手法ではなく、自分自身の(不易な)信念を変えずに指導方法や(流行的な)選手やファン、メディアとのつきあい方を進化させることができた新しい形のリーダーシップとして紹介されており、ハーバードでもリーダーシップのケースとなっていることから、非常にビジネスの観点からも学ぶところがあるのではないだろうか?

    ちなみに、SAFのリーダーシップを8つの観点にまとめたハーバードビジネスレビュー2014年6月号の記事も、ビジネス的なエッセンスが抽出され、非常にわかりやすくまとまっているためおすすめ。
    http://www.dhbr.net/articles/-/2569

    【実島】

  • ファーガソンの考え、勝者のメンタリティーや礼儀正しさ等。

  • ユナイテッドファン、サポーターは面白いし、興味深いところもあると思う。
    僕も当然ながら同じ。

    ただやっぱり自伝にありがちな内容ではあるのでそれ以外の方はあまり楽しめないかも。

  • かなり内容が濃く、ベッカムからモウリーニョまで歯に衣着せない思いが吐露されています。

  • 2014/09/05
    移動中

  • 783.4

  • サッカーファンではありますがマンUの特別なファンでもないです。で、ファーガソンの自伝なのですが、ボリュームあるし自分の興味ある題材とそうでない部分とのギァップが大きい。結構よんでてつらかった時間もあったりする。

    ベッカムやロナウド、ルーニーはもちろんロイ・キーンやギグス、スコールズなんかの回想は興味深い。結局、自分と同時代でないと厳しい。

    相当な頑固おやじぶりが良いです。

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著者プロフィール

1941年、スコットランドのゴヴァン生まれ。センターフォワードとして得点を重ね、少年時代から応援していたレンジャーズに当時のスコットランドでは最高額の6万5000ポンドで移籍する。 1974年に監督としてスタートを切り、イースト・スターリングシャーとセント・ミレンで指揮を執ったのち、アバデイーンを1982-83シーズンのUEFAカップウイナーズカップ優勝に導く。1986年にマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任。獲得したトロフィーの数は38個で、クラブワールドカップ、チャンピオンズリーグ2回、プレミアリーグ13回、FAカップ5回が含まれる。通算49個のトロフィーはイングランドのサッカー監督として史上最高である。 1999年にナイトの称号を得た。2013年、ユナイテッドを再びプレミアリーグ優勝に導いたのち引退。

「2016年 『アレックス・ファーガソン 人を動かす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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