うんこはごちそう

  • 農山漁村文化協会
3.87
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本棚登録 : 80
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784540121517

感想・レビュー・書評

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  • 人間はうんちを食べないけれど、うんちを食べる生き物はいっぱいいるんだなと思った。

  • なるほど!と唸る一冊。
    きのこの写真はどれも綺麗ですし、便を焼却炉で燃やす事の環境負荷についても描かれてますし、うんこのその後を描いていて、なるほど!と思いました。
    ただ、食前食後に読むのはお勧めしません。

  • 凄い絵本です。

    地元の図書館でうっかり見つけてしまいました。
    伊沢さんは何かで知ってその独特な活動と「糞土思想」なるパワーワードにやられてすっかり心酔、この人の本を読んでみたいとずっと思っていたところでした。

    内容としては、うんことキノコの絵本です。

    山を所有しているお宅の人ならいざ知らず、都市生活ではまずこの本に載っている情報を生かす場が無く、大半の子どもたちにとって果たしてこの絵本は有益な何かを得る良著なのか、はたまた有害な何かに目覚める本なのかは、私には判断しかねます。

    判断しかねますが、子供たちに読ませてもいいものと私は思います。
    幻覚系毒キノコ画像が載っていようとも。
    リアルうんこ画像が載っていようとも。

  • 2018.10
    大人にもなるほど~の内容だった。

  • 野糞、きのこ、糞土師

    野糞はきのこの栄養になっている。

    同じ場所では1年に1回しかしない。
    土がもとの状態に戻るために。

    伊沢正名は糞土師を名乗る人物で、野糞を科学的に研究しているとか…。
    編集と会った時に下痢に見舞われて30年間だかの連続野糞の記録が敗れたとか…。

    勉強になる…?

  • うんこはごちそう 井沢正名 農文協

    食と事とうんこの循環で永遠の生命が成り立っている
哲学的で科学的でもある静かで勇ましい冒険物語である

    植物は無生物の無機物を根から食べて
葉の光合成で炭酸ガスを吸い込んで
うんことして酸素を吐き出し枯れ枝を残す
    
草食動物は植物を食べて酸素を吸い込み
うんこと二酸化炭素を吐き出し死骸を残す

肉食動物は草食動物を食べる一方で共食いをし
うんこと二酸化炭素を吐き出し死骸を残す
    
キノコなどの菌類は植物や草食動物や肉食動物と
そのうんこと死骸などのすべてを食べて
無機物をうんことして残す

    この絵本に一つ書き足してもらいたいと思うのは
    うんこは食べた物の未消化のカスだけではなく
それ以上に役割を果たした細胞の死骸を
吐き出している事実である

  • なるほどって思いました。

  • ★★★★☆
    なんというか独特なウンコ科学絵本です。
    生態系のほう。
    読んでから山肌を見ると、全部ウンコに見えてしまうでござる。
    (まっきー)

  • 伊沢正名さんが好きです。だから絵本はどーでもいーです。

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