カレンダーから世界を見る (地球のカタチ)

著者 :
  • 白水社
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本棚登録 : 75
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560031896

作品紹介・あらすじ

この地球にはたくさんの時間があふれています。眼に見えない時間の流れを、古今東西のカレンダーをとおして楽しんでみませんか。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙に平成21年夏休み課題図書、
    のシールが貼ってありました。
    何年生対象が不明だけど、難し過ぎない?

    旧正月区切りはよく聞くけど、
    春分の日スタートの暦があるのは初めて知った。
    正月、旧正月、春分の日、新学期、
    欧米の学校は9月始まり、
    いつからだって始められる。

    個人的にはイースターが好きです。
    春分の日の後の最初の満月の後の日曜日。
    月と太陽の動きで変わってくる祝日なんて素敵。

  •  
    ── 中牧 弘允《カレンダーから世界を見る (地球のカタチ) 20080701 白水社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4560031894
     
    ── 中牧 弘允《ひろちか先生に学ぶこよみの学校 20151215 つくばね舎》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4924836818
     
    (20190924)
     

  • おすすめ資料 第100回 暦・カレンダーから文化を読み取る(2009.11.6)

    1年の終わりが近づくと、店先にはカラフルなカレンダーが目に付くようになってきます。
    日ごろなにげなく使っているカレンダー。
    世界各地では様々な暦法―イスラーム暦、イラン暦、ユダヤ暦など―が採用されています。
    暦をあらわすカレンダーも地域によって多種多様です。
    新年が春分の日からはじまったり、クリスマスが1月7日だったり。
    日本で一般的に使われているのは新暦によるカレンダーですが、全世界が日本と同じカレンダーによって日々をおくっているわけではないのです。
    この本は「時間はひとつではない」という事実を、カレンダーを通して目にみえる形で提示し、背景にある文化、宗教、民族、歴史の存在に気づかせてくれます。
    カレンダーの写真も豊富で、パラパラ見るだけでも楽しい本です。

    世界のカレンダーをご覧になりたい場合は、国立民族学博物館が所蔵する標本資料目録データベース で、「カレンダー」「暦」といったキーワードで検索してみてください。
    これがカレンダーか?というものが続々とでてきます。

    アジアの暦に興味があるかたは、岡田芳朗著『アジアの暦』 大修館書店が、地域別に詳しく解説しています。

    図書館では、暦やカレンダーについての資料は449、天文学の下に分類されています。
    文化、宗教、生活といったことに興味があっても、日ごろはあまり見ない棚かもしれません。
    文化を理解する切り口にはいろいろなものがあります。
    書架分類449の資料も一度のぞいてみてください。

  • [ 内容 ]
    この地球にはたくさんの時間があふれています。
    眼に見えない時間の流れを、古今東西のカレンダーをとおして楽しんでみませんか。

    [ 目次 ]
    カレンダーは文化である
    ひびきあう時間
    はじまりの時間
    くぎりの時間
    にぎやかな時間
    もっと知りたい!
    カレンダーを楽しもう

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 特に昔のカレンダーやら世界中のカレンダーやらの写真が見ていて面白かったです。
    コラムも良かったし。
    インドネシアの様々な暦が書いているカレンダーが一番気になりました。

  • 「考古学」ならぬ、「考暦学(暦を考える学問)」の本です。

    面白かったです。

  • 世界のカレンダーを見ると・・・本当に面白い。

  • 学校図書館協議会2009推薦図書
    by著者 175↓
     『日本宗教と日系宗教の研究―日本・アメリカ・ブラジル』 刀水書房
     『現代世界と宗教』 国際書院
    ---
    シンガポールのカレンダーきれい・おもろい 口絵2
    国立民族学博物館にペルーのアンデス暦 56
    国立民族学博物館の十二支カレンダー@アジア 96
    『続仏教と民俗』 角川 1979 五来重 100
    イランの暦に見るイラン人の世界観と生活文化―ゾロアスター文化:『アジア遊学』 106号 2008年 103
    京都外国語大学の学年暦カレンダー 115
    移民を考えるとき;カレンダーが多くを教えてくれる 155
    参考文献s ;世界の暦と生活文化について 165
    ---
    5月1日に幸運を祈ってスズランをおくる習慣@仏 160
    暦相互変換サイト 163↓
    http://www.asahi-net.or.jp/~dd6t-sg/
    世界各地のカレンダーを解説つきで紹介 166↓
     月光天文台監修『暦―月日を奏でる世界』 2004 (財)国際文化交友会
    旧暦の見直し 166↓
     『旧暦と暮らす―スローライフの知恵ごよみ』 2002 ビジネス社
     『旧暦はくらしの羅針盤』 2002 日本放送出版協会

  • 読書感想文課題本。高校生。
    内容はいまいち。
    いつかカレンダーマニアの子にあったら奨めるか(笑)十二支と花カレンダーというコラムはおもしろかった。


    課題本を数冊読んで、今さら分かったことだけど、いい本、おもしろい本だから課題本ではなくて課題本になるためにかかれた本なんだろうな。教育上、仕方ないんだろうけど

    学校はそういったところだから難しいな。

  • 日本で暦といえば旧暦くらいしか思いつかない。メジャーなグレゴリオ暦だけでなくユリウス暦もしぶとく残り、イスラム暦、イラン暦と机上の学問ではなく、生活に密着したカレンダーから読み解くのがユニーク。収集家という人もう、はそれだけで尊敬。

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著者プロフィール

国立民族学博物館名誉教授。

「2019年 『テキスト 経営人類学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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