- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560032978
感想・レビュー・書評
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2018年1月14日に紹介されました!
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「これで多少はテープレコーダー状態から解放される」と著者が書かれているとおり、私達の多くが知らなかった字幕づくりの世界が、丁寧につづられていました。いろいろな映画のエピソードを読みながら、著者だけでなく、字幕制作作業に携わるすべての方たちの努力や苦労、そして熱い思いが伝わり、ひとつひとつの言葉やシーンを熟慮され、時にはジレンマに苛まれながら、作り上げていく様子には、映画を見たときのような感動を覚えました。
字幕を見て、「あれ?」って思うことが何回かあったのですが、それは一連の字幕の一部だけを目に留めて批判めいたことを述べていたのだなと気づき、今では強く反省しています。 -
請求記号:778.04/To17
選書コメント:
映画字幕翻訳者として有名。映画字幕翻訳は、一般的な会話通訳や、翻訳と異なる技法がうかがえる。外国人俳優の来日の際には通訳者としても活躍する、自然な雰囲気の中の努力型の人・・・?
(東松山図書課 参事) -
映画上映の舞台挨拶の際 外国人俳優と一緒に登場する戸田さん。通訳もしているが、映画字幕の草わけ的存在である。
今のように職業として確立していたわけではなかったので著者の苦労には並々ならぬものを感じる。女性として新たな世界を切り開き、夢を実現していく姿に希望や強さをもらえます。 -
字幕の見方が変わる。
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2010.8.18 紹介
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私のバイブル。一番尊敬する著名人、戸田
奈津子さんがどうやって字幕翻訳家になったか、字幕翻訳って仕事について語っています。諦めない気持ち、チャンスが来た時に物に出来るよう日々努力するという事を
この本を通じて学びました。何がすごいって! 彼女は留学経験ないんですよ! 映画、英語が好きという気持ちと努力が今の
戸田さんを作ったんだなあ。