猫物語

著者 : 富士川義之

• 白水社 (1992年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

猫、ヒトに会う。チェーホフ、コレット、チャベック、ファージョンら世界の文学者が贈る猫の話のアンソロジー。

感想・レビュー・書評

[oriduru1970さんの感想 · 2012年5月26日]

人は誰しも自分の中にある現実を周囲に投影している。
人間が猫の中に女神を見ようが悪魔を見ようが、猫には関係がない。

著者プロフィール

1938年生まれ。評論家・英文学者。著者に、『風景の詩学』『記憶のランプ』『幻想の風景庭園』など。

「2016年 『新編・日本幻想文学集成　第2巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」