- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560070130
感想・レビュー・書評
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結構読みやすかったのですが、
ひどい王と、バタバタした国家&人間模様。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マグナカルタ以外のジョン王の素顔。
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ジョン王(在位1199-1216)の時代は十字軍派兵中に王位を簒奪したとか、大陸領土失地、大憲章マグナカルタの承認など、その治世は評判が悪いようだ。しかし脚本が書かれた16世紀後半のシェークスピアはそうした史実は別として、当時の複雑に絡み合った政局のなかの為政者、貴族らの人間模様を描きだそうとしたする研究家も。史実を知らなくても誰がいい人か悪役かは判別しにくいし、知っていたらもっと混乱していかもしれない。後味すっきりというストーリーではない。名作に数えられているわけではないと言われれば、そうなのかもしれないと思う。
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歴史勉強しないとわからん。
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ジョン王の枢機卿に対する台詞が辛辣で笑ってしまった。シェイクスピアが生きていた頃の英国は、ローマと縁を切っていたのでこのようなことも書けたのだろう。
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原題: King John
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ジョン王(1167〜1216)はフィリップ2世との戦いでカレーをのぞくフランスの領地を失ったため欠地王(John Lackland)と呼ばれる。世界史では彼の行為を愚行とみなす傾向がある。インノケンテイウス3世に破門され、形式上イギリス全土を差し出す。重税を課す。貴族の反乱。以降ジョンと名乗る国王はいなくなるほどの人気のなさ。マグナカルタの承認。
しかし、シェークスピア作品にうかがえる彼はそこまででもない。ヘンリー6世の方が(略)
個人的には、獅子心王(The Lionhearted)からの王位簒奪を欠いて欲しかったし、シモン・ド・モンフォールも出して欲しかった。法学部生としては、マグナカルタの場面も欲しい -
高校生。
高校の図書館。