ヘンリー五世 (白水Uブックス (19))

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560070192

感想・レビュー・書評

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  • 2018/12/19

  • 歴史物

  • フランスの王位を主張しフランスに進軍するヘンリー5世。

  • 直接出てこないがフォールスタッフが気になってしょうがない。

  • 兵隊や王を通して戦争責任に関する言辞があったので、これについて再考するきっかけになった。

  • 原題: King Henry V

  • シェイクスピア、何を読んでも何度読んでも面白さがよくわからない。苦労して英語で読んでもシェイクスピア時代の英語を介する能力もない。はまる人も多いから面白いんだろうけどな。

    源氏物語と並んで、自分の中の「2大面白さがわからないシリーズ」。いずれも面白さがわからずとても残念ではある。



  • ヘンリー5世が好きになれないwww

    この史劇は評価が分かれると思う。

    思うに、評価が分かれる理由はヘンリー5世が

    ミスター・パーフェクトだからだ。

    張岱曰く
    「癖のない人間とはつきあえない。
     彼らには深情がないからだ。
     疵のない人間とはつきあえない。
     彼らには真気がないからだ。」
     
    これを思い出した。妥当と考える。

    他にハズリットの批評とナイツの批評を援用する。

    「何千何万という他人の生命を破壊する喜びのためなら、
     自己の生命をも犠牲にするのを厭わない・・・・・・
     愛すべき怪物(amiable monster)」(W・ハズリット)

    ヘンリーはシェークスピア自身の信条の吐露であり、

    彼の人間としての理想を描いたと考えれば、

    以下のL・L・ナイツの批評が妥当するだろう。

    「ヘンリー5世はシェークスピアの袋小路。
     彼はヘンリーを信じきれていない。
     したがって、続く”ジュリアス・シーザー””ハムレット”
     暗い喜劇群(dark comedies)・及び悲劇群に持ち込まれる
     未解決の問題を抱えた芝居。」

  • 高校生。
    高校の図書館。

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著者プロフィール

イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家とも言われている。また彼ののこした膨大な著作は、初期近代英語の実態を知る上での貴重な言語学的資料ともなっている。
出生地はストラトフォード・アポン・エイヴォンで、1585年前後にロンドンに進出し、1592年には新進の劇作家として活躍した。1612年ごろに引退するまでの約20年間に、四大悲劇「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」をはじめ、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」など多くの傑作を残した。「ヴィーナスとアドーニス」のような物語詩もあり、特に「ソネット集」は今日でも最高の詩編の一つと見なされている。

「2016年 『マクベス MACBETH』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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