マゼラン: 地球をひとつにした男 (大航海者の世界 3)

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  • 原書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562023073

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  • マゼラン艦隊の世界周航を軸に、マゼランについて詳述している。欧州に帰還した乗組員の航海日誌や、彼らに聞き取り調査をした同時代の歴史家の記述を元に、航海中の出来事を再構成する。マゼラン自身は途上のセブ島で死去したが、残された乗組員の精神的支柱としてその後の航海を支えたと言えるだろう。スペインとポルトガルの対立感情なども含んだ当時の空気が感じられる。

著者プロフィール

増田義郎 ますだ よしお
1928年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学名誉教授。専門は文化人類学、イベリアおよびイベロアメリカ文化史。『大航海時代叢書』(全42巻 岩波書店)の刊行を推進。主な著書に『インカ帝国探検記』『黄金の世界史』『太平洋』など。訳書に講談社学術文庫『西太平洋の遠洋航海者』(B.マリノフスキ著)のほか、『ワルツへの招待』(ロザモンド・レーマン著)、『片隅の人生』(サマセット・モーム著)などがある。2016年没。


「2020年 『アステカとインカ 黄金帝国の滅亡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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