「接続性」の地政学 下: グローバリズムの先にある世界

  • 原書房
4.09
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562053735

作品紹介・あらすじ

ポスト・グローバリズムの新しい世界像を提言した全米ベストセラー! グローバル戦略の専門家が膨大なデータと自らの経験をもとに、「接続性」をキーワードに、あり得べき未来をわかりやすい言葉で紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • これまでの世界の地政学的な大国同士の覇権争いは、接続性によって過去のものになる可能性にワクワクさせられた。「パックス・ウルバニカ(Urbanica)」は人類が戦争を乗り越える未来を作るかも。

  • 東2法経図・6F開架:312.9A/Ke67s/2/K

  • 15章サイバー文明だけを読む。

    『国家システムの中で形成されたサプライチェーンがますますボーダレス化しているのに対して、誕生時にボーダレスだったインターネットは、国共という罠に絡め取られているようだ。サイバー空間の主導権争いに勝利するのは、一体どちらだろううか?』p143
    『インターネットは既にデジタル主権と封建制度の兆候を見せており、そこに存在する競争関係は政治的な地理と一致しない。』p148
    『グーグルとアマゾンは、知的財産を保護するため、政府の助成金をまったく受け取っていない』p155
    『究極的には、影響力を持つのは技術上の優位に立つ者であり、国家ではない。』p155
    『登場したての頃の、インターネットは私たちがわざわざ赴く場所だった。今では、それは私たちが存在する場所であり、交換媒体(通貨)、信仰システム(宗教)、政治体制(政府)のようにどこにでもある、当たり前の存在だ。そしてネット住民の数は、いかなる国の国民、いかなる宗教の信者よりも多い。』p157-158

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