ふしぎの森のミンピン (評論社の児童図書館・絵本の部屋)

  • 評論社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (45ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566003170

感想・レビュー・書評

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  • 入ったら帰って来れないあやまちの森へ来たリトルビリー。森に住む小人ミンピン達と仲良くなる。煙をはく怪物と鳥に乗って戦う冒険物語。ダール作品にしては毒がない。

  • なんていう発想!物語の最後の文に惹きつけられた。「いつでも、きみのまわりの世界を、好奇心一杯に目を見開いて見渡してほしい。だって、すばらしい秘密の世界は、たいていありそうもないところに、隠れているものだからね。魔法の力を信じない人には、絶対見つけられっこない世界だよ」

  • ロアルド・ダールが子どものために書いた最後の物語だそう。
    絵本ですが、かなり長いです。
    行ってはいけないと言われているあやまちの森につい入ってしまうリトル・ビリー。
    オレンジ色の煙を吐く怪物に追われ木の上に逃げたビリーは小人のミンピン族に出会います。
    木の中の部屋の素晴らしさ、鳥に乗って出かける様子、ぴったんこブーツ!
    このミンピン族がとても魅力的です。
    ビリーが白鳥に乗って怪物をおびき寄せ倒す計画は大成功。
    冒険の後、白鳥と夜の世界を旅する場面はうっとりしてしまいます。
    好奇心いっぱいの目で世界を見てほしいという著者の願いが込められている絵本です。

  • ロアルド・ダールが子供のために書いたさいごの物語。
    不思議な森のこびとの一族ミンピンに出会った少年リトルビリーの冒険物語。

  • 誰にも他人には分からない世界を持っている…

  • ロアルド・ダールさんの、子どものために書かれた最後の物語とのこと。
    私も子どもに戻って、ワクワクしながら読みました。
    内心、毒のあるタッチを予想してたのですが、ただただ子どもたちへの愛情あふれるお話でした。

    最後の言葉が印象的でした。

    いつでも、きみのまわりの世界を、こうきしんいっぱいに目を見ひらいて見まわしていてほしい。だって、すばらしいひみつの世界は、たいていありそうもないところに、かくれているものだからね。まほうの力をしんじない人には、ぜったいに見つけられっこない世界だよ。

  • カンガルーハウスで紹介してもらった本。

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著者プロフィール

ロアルド・ダール(Roald Dahl)
1916年9月13日 - 1990年11月23日
イギリス・ウェールズのカーディフにて、ノルウェー移民の両親のもとに生まれた。第二次大戦中にイギリス空軍エースパイロットとして活躍するが、事故で重傷を負う。その時代の逸話をもとに、作家デビュー。ブラックユーモアあふれる短編小説、児童文学の書き手となった。
代表作に、『チョコレート工場の秘密』。ティム・バートン監督にジョニー・デップ主演で『チャーリーとチョコレート工場』として映画化された。他にも『父さんギツネバンザイ』などがあり、『ファンタスティック Mr.FOX』として映画化された。

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