ぼくのつくった魔法のくすり (ロアルド・ダールコレクション 10)

著者 : ロアルド・ダール 宮下嶺夫

• 評論社 (2005年4月30日発売)

感想・レビュー・書評

[クルミさんの感想 · 2010年6月6日]

この本はハラハラ、ドキドキみたいな本です
私もあんな薬を作って、飲んでみたいなぁ～とおもいました

[rakukoさんの感想 · 2010年2月26日]

登場人物の中で悪意がないのは主人公だけ。愉快愉快。

[ikさんの感想 · 2009年11月14日]

memo:私の中でロアルド・ダールブームが起こったきっかけの一冊。

[shikaさんの感想 · 2009年6月18日]

大人の持っているモラルが、本当に必要なものなのか考えさせられる。
誰もの心の奥に潜んでいる、美しくないものを見せ付けられるというか、感じさせられる。
最後は、みんなこの結末を望んでいたのかもしれない。
でも、それを求めていたはずなのに、心の中がポッカリ穴が開いたように思えて、本当にコレでよかったのかもう一度考え直してしまう。

●最初に手にとったのは、≪やわらか・キラキラ――ヘア・アレンジ≫というラベルのはってあるびんだった。鍋の中に、そのなかみをすっかり流し込んだ。
「これで、グランマのおなかの中は、やわらかくてキラキラになるだろう」と、ジョージは言った。

とても柔軟な発想が面白かった。現実にコレを飲まされるとお腹はやわらかくてキラキラにはならないし、きっと腹痛を起こす。
でも、大人には筋が通ってないと思えても、そこにはちゃんと子供の理屈が存在している気がする。
そんな発想は、子供の頃、誰もが持っていたと思う。

[shihaneさんの感想 · 2009年4月12日]

取り敢えず笑いたければこれ読んでみると良い。
それとこの薬は絶対にのめない。

[RURIKAさんの感想 · 2009年3月31日]

このヒトの訳は、あんまり好きになれそうもないかも。

はじめの方は、
意地悪なお婆さんに、
いたいけなまでに怯える幼い少年が好きになって、
その子が思いついた突拍子もない薬作りは
もう可笑しくってわくわく、どきどき、
え！そんなものまで入れてしまうの？

だけど、後半部分はあんまり、あんまり面白くないなぁ。

だけど、最後の２，３行はすごく大人びいた気分になれたよ。

[さわぽこさんの感想 · 2009年2月2日]

クェンティン・ブレイクのイラストが素晴らしい！
日本じゃ児童書として出版出来なそうな程の超絶展開なのだけど、
これくらいやってくれないと子供は喜ばないと思うのだ。
私も含め・ω・

[ちあきさんの感想 · 2009年1月11日]

その材料をまぜようと思えるあなたが素晴らしい。。
びっくりです。

[ゆきさんの感想 · 2008年11月17日]

好きです。ペンキや、スプレーや、シャンプーや。いろんなものを混ぜて魔法の薬をつくってしまった、主人公。いいなぁ。いじわるなおばあちゃんにそれを飲ませるなんて、いやはや。実のおばあちゃんなのに。。。それは悲しいけど、おばあちゃんが大きくなったり、牛や羊がおおきくなるところは面白かった。

[彗さんの感想 · 2008年8月22日]

面白い！

著者プロフィール

ロアルド・ダール（Roald Dahl）
1916年9月13日 - 1990年11月23日
イギリス・ウェールズのカーディフにて、ノルウェー移民の両親のもとに生まれた。第二次大戦中にイギリス空軍エースパイロットとして活躍するが、事故で重傷を負う。その時代の逸話をもとに、作家デビュー。ブラックユーモアあふれる短編小説、児童文学の書き手となった。
代表作に、『チョコレート工場の秘密』。ティム・バートン監督にジョニー・デップ主演で『チャーリーとチョコレート工場』として映画化された。他にも『父さんギツネバンザイ』などがあり、『ファンタスティック Mr.FOX』として映画化された。