- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569554600
感想・レビュー・書評
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新選組のことを簡単に知りたくて
マンガだからわかりやすいかと思いきや
理解できなかった
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史実をよく調べて(漫画だけに肖像まで)描いてあり、著者独特の諧謔がそれに味付けされて、美化もせず貶めもせず、良い塩梅だった。近藤の迫力(えっ、おう、の掛け声で象徴される)、土方の丁寧な口ぶりの裏に潜む怖さや、沖田の明るさと残酷さの両面性などは、それぞれキャラが立っていて、実際の彼らに結構近いのではと思わせた。
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漫画と云うか、イラストがメインの新選組入門書ですかね。
各コマに書き込んである情報がかなり細かいです。 -
ただの歴史漫画じゃない!!
歴史漫画とか、歴史小説って、どうしてもお話として作らないといけないし、あくまでエンターテーメントだから盛るじゃないですか。
それはそれで物凄く好きで、貪るように読み漁ってたんですが、こう…ね?
だんだん本当のところどうだったの??って気持ちが芽生えてくるわけですよ。そんな時こそ黒鉄ヒロシさん。
当時の手紙や文献、日記とかを丁寧に丁寧に読み込んでそれを組み立てて描かれてるから、かなり史実に近いと思います。
この新選組もね、史実に寄って寄って描かれてて、でも最後に香るほどに黒鉄さんの気持ちと言うか、フィクションを入れられてて、そこが何だか涙を誘うんです…! -
黒鉄ヒロシの歴史漫画は面白い。考証もできていて、シュールなイラスト、独特の世界観。
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小学生の時に出会った作品。
黒鉄さんがテレビ出演してこの本の紹介を見ました。図書館にあったのを目撃していたので次の日行きましたが既に借りられていて、予約もいっぱいの事。買うと言っても、小学生には高くて手がです。諦めてた時、新撰組好きな私の為に両親が買ってくれました。宝物です。
試衛館時代から土方が亡くなるまでをギュッと詰め込んだ作品。
黒鉄さんらしいコミカルな描写とただの堅苦しい歴史漫画では無い読み易さがいいです。
当時、難しい小説や資料ばかり読んでいた私にとってこれ以上にない作品となりました。
現在は文庫サイズで出ていますでお値段も安いです。 -
独特の世界観が素晴らしいと思いました。油小路を将棋の駒で表現していましたが、なるほどなぁと思いました。
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趣味的な感じがよい。
たまにひとりよがりだけど。 -
各章のラストに描かれる結末の象徴的なイラストは、かなりエグイ…が、的を射ててハマる。
硯にバラバラの手足が入れられてたり、油小路に血まみれの将棋の駒が並んでたり、
血だらけの池田屋がどどんっとあったりと、生々しいんだけどね。
でもその章で描いてるオチがちゃんと付いてるあたりさすが黒鉄ヒロシ。
付いてるコメントもシャレがきいてて、血だらけの死体とか生首とかの横に
さらっと「コテツでもコタツでもテツコでも…」なんて書いてあると、
思わずクスっと笑ってしまう…シュール。 -
劇画タッチで、とても読みやすく、考証にも優れています。
まあ、「漫画」だなんて言わないで一読あれ。