- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569561912
作品紹介・あらすじ
真にすぐれた指導者が、すぐれた組織と人をつくる――経営者としての体験をもとに、古今東西の政治家、武将、経営者などの例をひきながら説く、指導者の心得102カ条。
感想・レビュー・書評
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命を懸け、誠実に、大きな志を持って取り組むこと。
無鉄砲な行動力ではなく、緻密な計画の上でそれを遂行する行動力。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感想に挙げた訂正する力と併せて、新卒や転職期に、出逢い読んでおけたら、仕事への姿勢や日々の在り方が変わってただろうか。
そんなモヤモヤを抱えてるすべての働きマンに出逢って欲しいと感じた名著。
パナソニック創業者の松下幸之助さんに、改めて尊敬の念を抱いた。
上に立つほど、謙虚に目立たない、人がやりたがらないトイレ掃除や環境づくりを大切にしよう。
小さなことをめんどくさがらずに、自らの行動で雰囲気を良くしたいそんな気持ちを思い出させてもらった。
社会で働く前、
3年働いて、部下を指導する立場を任されるとき
そんなすべての働きマンに出逢って欲しい一冊。
【内容】
松下幸之助さんが仕事で直面した気づきを歴史の偉人のエピソードと併せて言霊の処世術をリストで解説しています。
読みたいところから忘れかけた時に開いてみて欲しい。 -
改めて読んだ。
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生き方そのもの
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・指導者とても人間だから、時に不安に感じ、思案に余るのは当然であろう。しかし、内心で感じても、それを軽々に態度に出してはいけない
・「あなたは、薩軍に全員死ねとおっしゃるのですか」「もちろん、そのとおりだ」大村益次郎
・厳しさというのはなるべく少ない方がいい。20%の厳しさと80%の寛容さ
・「お心にかけていただきかたじけない」目下の人への礼状などでも
・「兵は神速を貴ぶ」「先んずれば人を制す」
・「大将は内にいるものだ。外へ行くことは番頭にやらせなさい」
・素質、才能の不足をいう前に、どれだけの努力をしたかをまず自らに問うことが大事だ
・目標を与えるのは指導者の仕事である。適切な目標を生むような哲学、見識というものを日頃から養わなければならない -
幸之助さんは、彼が作った研究所に指導者の条件を研究させていたらしい。その研究レポートを幸之助さんが、この本にまとめた。100以上の逸話にまとめられて、いろいろな角度から指導者の条件を主張されている。マネージメント職にある人は、自分にその条件があるのか、一読されたし。
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物事を判断する瞬間の基軸が見て取れる。もちろん指導者としては外せない要件だが、人として本質的に大事なことばかり。時々、見ることで反省と判断軸の修正を促せる本。
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4569561918 226p 1990・3・23 1版5刷
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経営の神様と呼ばれる松下幸之助氏による指導者についての著書。
圧倒的に素晴らしい一冊。内容はもとより、文章構成、索引までもが秀逸である。
文章構成は、指導者として必要である要素・条件を起点に、エピソード・経験談・歴史を用いて説いていくものとなっている。
指導者はもちろんのこと、ビジネスマン、人として読むべき一冊であるように思う。
尚、全102ヶ条が挙げられているが、そのグループ分けとして索引を引用するに、「指導者のものの考え方」「自分をたかめるために」「力強い活動を生むために」「事に成功するために」「あやまちを少なくするために」「指導者の責任」「人を生かすために」「事をやりぬくために」「難局に処するために」の9つ。 -
この手の本は何冊もあるので, 気に入った 1,2 冊を繰り返し読むのが良い。本書は「松下幸之助」という重みと,Amazon で古本を 1 円 (+ 送料) で買えるという 2 点でお勧めできる。