最近寅さんの映画見てないなあ‥と思って手に取ってみた。
全然寅さん世代じゃないんだけど、寅さんの映画って見てると凄く凄く落ち着くの。
寅さんって面白くって、凄く切ない人なんだけれども、痛々しさなんか全く感じさせないあたり、いい男だーと思う。
この本も笑ったり、じんとしたり、色んな気持ちにさせてくれます。
リリーの「女が幸せになるには男の力を借りなきゃいけないとでも思ってんのかい。笑わさないでよ。」に対して寅さんが「でも、女の幸せは男次第じゃねえのか。」って答えるこの会話、好きだなあ。
あと寅母のお金が味方してくれるのは若い時だけってのもずしっくるものが‥。