- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569574554
作品紹介・あらすじ
その生涯を、神への信仰と貧者の救済に捧げたマザー・テレサ。宗教、民族、社会的地位を超えて差し伸べられた手には、どんな思いが込められていたのだろうか?▼本書は、マザーが様々な活動の中で、共働者やシスターに語った言葉やエピソードを編んだ語録集。生前親交があり、自らもシスターである渡辺和子氏が、マザーの気持ちに忠実に、わかりやすく翻訳している。▼「愛は、この世で最も偉大な贈り物なのです」「救われるためには、神さまを愛すること。そして何よりもまず祈ること」「親切にしすぎて間違いを犯すことの方が、親切に無関係に奇跡を行うことより、好きです」「死を迎える時に、愛されたと感じながらこの世を去ることができるためなら、何でもしたいと思っています」など、神との深い一致を実践する中で語られた思いの数々と、その魂の軌跡をたどり、愛の真理を説く。▼世界中が悼んだ逝去から3年。改めて、本当の豊かさとは何かを考えさせられる一書。
感想・レビュー・書評
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マザーテレサさんの格言集。彼女の姿勢が非常に良く伝わる一冊。
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マザーテレサのミッションは個人として一人ひとりに個人として仕え、一人ひとりを個人として愛すること。その一人ひとりはイエスキリストだと思え。福祉事業ではなく布教活動である。
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マザーテレサが、貧しい人々の中にキリストの存在を感じて、使命を全うしようという信仰心・精神性を感じた。
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貧しい人達がキリストで、その人たちに手を差し伸べることが大事。マザーテレサは多くの貧しい人々を助けていることは知っていたが、それが敬虔なるクリスチャンだったからだとは知らなかった。が、同じようなことが書かれすぎ。文字数少なくすぐ読めるが。。イエスのように生きることを目的にできない私には、すごいと思うが真似できない。
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愛に包まれた話。
全ての人に平等なる愛を、というのは
かなり難しいものがあります。
それを実行したマザーテレサの話ですが
どこもかしこも、愛があふれているような気がします。
少しずつ、周囲から。
確かに、そこからです。 -
喜びは、人の心をとらえる愛の網
【感想・考えたこと】
✏︎マザーテレサの、愛に溢れる言葉の数々がしたためられていました。
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✏︎誰に対しても感謝の気持ちを持って接する。
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✏︎身近な人を大切にできない限り、たくさんの人を幸せにすることはできない。
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✏︎キリスト教の教義というか、神様に関する記述がたくさんあったのが、少しイメージと違いました。
【メモ】
✏︎与えることを学ばねばなりません。与えることを義務と考えるのではなく、与えたいという願いとすることが大切。
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✏︎もしも月の世界に貧しい人々がいるとしたら、私たちは、そこへも行きます。
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✏︎大切な事はたくさんのことをし成し遂げることでも何もかもすることでもありません。大切な事は、いつでも何に対しても喜んでする気持ちがあるかどうか
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✏︎私たちは皆国の楽園に憧れています。でも実は私たちは、今、置かれたところで楽園を味わうことができるのです。
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✏︎世界の平和は、まず家庭の平和から始まります。
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✏︎喜びは力です。喜びは愛です。喜びは、私たちが人の心をとらえる愛の網なのです。
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✏︎私は、親切にしすぎて間違いを犯すことのほうが、親切と無関係に奇跡を行うことより好きです。
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✏︎この世で1番大きな苦しみは一人ぼっちで、誰からも必要とされず、愛されていない人の苦しみです。また温かい心の人間同士のつながりとはどういうものかも忘れてしまい、家族や友人を持たないが故に愛されることの意味さえ忘れてしまった人の苦しみであって、これはこの世で最大の苦しみと言えるでしょう。
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読むだけでこころがあらわれるようです。
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編集がいまいち
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渡辺和子氏による訳
祈り、寛大さ、愛、生と死、苦しみなど、15のテーマにそって、マザー・テレサのことばが書かれている。
ことばの数としては多くないが、愛に満ち溢れたことばばかり。
何か、自分の芯となる言葉が見つけられれば、一生モノの本になるかも。