- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569613772
感想・レビュー・書評
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タイトル通り、真夜中の電話がテーマの短いお話が7つほどあって、どの話も主人公はつらい恋をしている。わたしはそのどの状況にもなったことはないけど、なんだか主人公の矛盾した気持ちとか、わかるかもって思うところがあった。海辺のピクニックがいちばんすき。 08.02.20
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電話にまつわる恋愛小説ですね。
ずるい男を好きになっちゃう寂しい女ってのが根本にある感じでした。
私はずるい男が嫌いなのでそういうヒトを選ばないです。自分にいかに優しくしてくれるか・・それのみ(笑)
なので基本的に主人公の女性達には共感できません。
でも、そういう男のヒトばっかり好きになっちゃう人っているんだよね。。これってもう、どうしようもないんだろうね。
惹かれちゃう遺伝子って決まってるのかもしれない。。
どのお話もそういう男のヒトとそういう女のヒトがいて電話がキーワードで。。似てる感じです。でも・・・まぁまぁ面白かったですよ。
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女性の普通の日常を書いた短編もの。ランディ節が効いてて個人的に大好きです。
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全てが電話に関係している、短編集。
あとがきが良かった。 -
そらで電話番号を覚えている人は何人いるだろう。
もう使われていないと分かっていても忘れられない番号がある。 -
電話がテーマの短編集。
最近読んだばかりだけど、何か最初と最後の物語
しかよく覚えていない(汗。とにかく、
そんなに主人公たちが好きじゃなかった。
でも、何か妙にリアルでした。こういう人、いるんだろうな。
だから、この人に共感する人が多いと思う。
自分の気持ちを見失う人、かなりいると思います。
だからころ、リアルで、起こりうることだと思った。
一番最初の話が好きです。何か元彼に電話を
かけて様子をしるという発想が何か面白い。
いたずらっぽくて、でも、秘密めいていて。
多分そんなに電話番号を控えてないと思うけど。 -
田口ランディによる短編集。全てが「電話」にまつわるお話。
読み終えた後、別れた彼にはじめて電話したいと思った、思い出の本。 -
田口ランディさんのことをあまり知らないまま、図書館で何気なく借りて読んだ本。自分に近い年代の女性の恋愛についての短編が収められていて、身につまされること多し(苦笑)。あとがきにある「石探し」の話は、いろんな意味でじーんと来ます。
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「誰かとつながりたい」という狂おしい衝動
ー帯より