- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569618838
作品紹介・あらすじ
みんな"ヒモ"だった!?「この世のあらゆるものは振動するひもから出来ている」-この驚くべき理論がいま物理学に革命を起こしている。アインシュタインも成し得なかった、自然界の4つの力を統一する究極の真実とは。相対性理論、量子力学の初歩から学べる。
感想・レビュー・書評
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結構難しかったけど読後の満足感は高い!周辺部分から丁寧に解説してくれている。
それでもわからない部分は残るけど、少なくとも自分で勉強できる基礎力はついたと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
超ひも理論の入門にはこちらがちょうどいいです。周辺知識も得られます。
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深い。
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90年代には盛り上がっていた「超ひも理論」とは何かが気になって読了。
内容としては、相対性理論と量子理論の現代物理学の内容を紹介しつつ、その物質と力の理論を統合していく流れを追いながら、超ひも理論の可能性について書いた本だといえる。微少な「とじたひも」、「開いたひも」と
して想定すると、理論が統一される可能性が高いとしている。
分からなくなれば、本書50ページの図がわかりやすい。文章にすると、
①「天体の重力」と「地上の重力」をあわせたニュートン力学がアインシュタインの「(重力化における)一般相対性理論」でまとめられる。
②マックスウェーバーの「電気」「磁気」が「量子電気力学」としてまとめられる。
このほかに③「弱い力」と ④「強い力」がある。力のこの4つが基本。
②と③をまとめたのが「統一理論」、「統一理論」と④をまとめたのが「大統一論」、「大統一論」として、「超ひも理論」は、①と「大統一論」をまとめようする事である。 -
(2002.11.22読了)(2002.11.17購入)
物理学の最終理論をやさしく解説!
素粒子よりも小さなひもが描きだす10次元の世界。
最先端物理学はミステリーのように面白い!
●「まえがき」より
20世紀の基礎科学における最大の成果として、量子力学と相対性理論があげられる。そして二つの理論は、どちらも特定の領域では目を見張るような成功をおさめてきた。なるほど、量子力学は物質のミクロの性質をあばき出し、今日のエレクトロニクス時代の水先案内をつとめてきたし、相対性理論はブラックホールや空間の歪みなどマクロの世界のさまざまな現象を予測しつつ時間と空間の本質を明らかにしてきた。
宇宙には太陽や地球などの物質がある。しかし忘れてならないことは、そこにはその物質を包み込んでいる空間があり時間が流れているということだ。物質と時間・空間の起源を同時に記述できる理論を発見する時、人類は真の宇宙像を手に入れたということができるだろう。
超ひも理論によって、量子力学と相対性理論という二つの半球を統合し、質的に新しい完全な球を作ろうというもくろみが始まったのである。
目次
まえがき
第一章、二一世紀の科学革命
第二章、量子力学 二〇世紀の科学革命1
第三章、相対性理論 二〇世紀の科学革命2
第四章、極微の世界へ
第五章、統一への道
第六章、超ひも理論への挑戦
第七章、飛躍する超ひも理論
索引
(2012年3月10日・記)
<宇宙はどのようになっているのか>
・ひも理論
「エレガントな宇宙」とか「入門超ひも理論」とかが出ています。
最新宇宙論らしいのですが、・・・。
・新宇宙論
6月29日?の夜10時からNHK教育テレビで、新宇宙論をやってました。
ひも理論というやつです。
今までの宇宙論では、ビッグバン以前を論じることができなかった。
ひも理論では、ビッグバン以前を論じることができるそうです。
宇宙は、粒子の集まりではなくて、ひもの振動による変異だということ?
10次元の世界で宇宙を論じると、5つぐらいの異なる宇宙ができてしまうけれど11次元にすると、5つの宇宙が1つになるそうです。
したがって、宇宙は、3次元でも4次元でもなくて、11次元?
われわれが、決断によって、選んでいますが、別の方向を選んだ自分の存在する世界があって、並行宇宙という考え方があるそうです。
いろいろ面白そうですが、後は本を読むしかないかな?
・超ひも理論
「超ひも理論入門」を購入して読んでみました。
よくわかりませんでした。理論的なところが書いてあるのでしょうが、それがどういうことなのかを書いていないのかもしれません。
「エレガントな宇宙」を読んでみるしかないかな? -
文系にとってはやはり難解
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宇宙の起源は、「点」ではなく「ひも」である。
って事? -
雑学。未読
今超気になってる超ひも理論。