PHP新書 仏教の常識がわかる小事典―歴史から教義、宗派まで (PHP新書 210)

著者 : 松濤弘道

• PHP研究所 (2002年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、釈迦の誕生以来、仏教はいかに日本へ伝来、定着し各宗派が華を咲かせたのか、その歴史、教義、宗祖、寺院、新興教団までを平易に解説した入門書。これ一冊あれば一目瞭然。

感想・レビュー・書評

[このみんちょさんの感想 · 2023年6月4日]

仏教の入門書。理論や派閥の歴史など、教えをわかりやすく説くというよりは学問的な内容や整理が中心。
戦後の時代を生きた著者の主張も折々に記載されている(戦後の人は信仰を無くして悪行に走っているといった内容)
学問的に仏教を整理し概観を目次的に見るには良い本と思った

[medamaoyajiさんの感想 · 2018年11月4日]

　仏教の歴史と宗派がコンパクトに纏まっている。良書。

[ame-nosさんの感想 · 2010年4月12日]

仏教に対する知識が断片的なのでそれらに繋がりを持たせようと読んでみた。
流れとしてはだいたい分かった。
著者も述べている通り、ここからどう進めていくかは読者次第だ。
入り口としては確かにいい本かもしれない。