美術館で愛を語る (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569635446

作品紹介・あらすじ

絵は黙って鑑賞しなければいけないものなのか!?若い二人が手をつないで何気ない会話を交わし、老夫婦が微笑みを返す。目を輝かせ、しあわせそうに歩きまわる来館者たち-。美術館は本来、自由気ままに「楽しんでもよい場所」なのである。「絵は美しいもの」との幻想に憑かれ、感動を強要されている日本人。芸術の見方にルールはないのだ。窮屈な雰囲気を打ち破り、日本の美術館が幸福な人びとで満ちあふれることはないものか。世界各地をめぐった著者が、美術館のある風景、文化・芸術の核心に斬り込むトラベル・エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 品切れ重版未定かぁ、、、読んでみたいな

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    「絵は黙って鑑賞しなければいけないものなのか!?
    若い二人が手をつないで何気ない会話を交わし、老夫婦が微笑みを返す。目を輝かせ、しあわせそうに歩きまわる来館者たち――。美術館は本来、自由気ままに「楽しんでもよい場所」なのである。
    「絵は美しいもの」との幻想に憑かれ、感動を強要されている日本人。芸術の見方にルールはないのだ。窮屈な雰囲気を打ち破り、日本の美術館が幸福な人びとで満ちあふれることはないものか。
    世界各地をめぐった著者が、美術館のある風景、文化・芸術の核心に斬り込むトラベル・エッセイ。美術館リスト付
    [内容紹介](序)人は何のために美術館へ行くのか? (1)静穏な日常としての美術館<ロンドン、パリ> (2)歴史が彩なす建築と美術館<ヴェネツィア> (3)戦争と芸術、理念としての美術館<ベルリン> (4)オトナを磨く美術館<ニューヨーク> (5)小さな国々の大きな美術館 (終)文化を受け継ぐということ 」

    腐女子のためのBL西洋美術史入門|CREA WEB
    http://crea.bunshun.jp/category/culture-005/

  • 2004年4月30日、初、並、帯無

  • 美術の楽しみ方を世界サイズで紹介。美術への愛が伝わる。絵の楽しみ方は目から鱗。

  • この本は序章、1~5章、終章から成るが序章が最も面白く良く出来ている。1~5章は各国の歴史や文化を踏まえた、深みのある観光ガイドのような趣でその国に行く機会がある時に読む分にはいいと思う。しかし、芸術論や美術鑑賞において示唆的な意味を持つのは序章の内容である。「なぜ芸術を鑑賞するのか」「なぜ日本の美術館は楽しくないのか」「芸術鑑賞のルールとは何か」といった問いに対する回答に感心した。自身の固まった考えに気づかされて芸術に対する認識が少し変化した。「美術館は異なった価値観の展示場」という文が最も心に残った。
     序章だけでも読んでより芸術を楽しめるようになりたい。1~5章はもう少し年齢を重ねてその国に行けるようになった際に読みたいと思う。

  • 確かに、日本の美術館って、もうちょっと楽しくできそうだよなぁ。

    ところで、岩淵さんの生活が羨ましすぎる!いや、羨ましがられる生活だって自負してるからこうやって本を出すんだよね。
    ヨーロッパぐるぐるして、美術館巡って美味しいもん食べて・・・
    社交界って、今でもあるのね!素敵!!ルークさん(仮名)に会いたいなぁ!

  • 美術館論を読みたくて借りたのだが・・・著者の個人的なオホホ旅行記といった感じで少々期待外れ。彼女は美人なのだろうか。090325

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